「ハーミーズ (空母・2代)」の版間の差分

'''ハーミーズ'''('''HMS Hermes, R12''')は、[[イギリス海軍]]の[[セントー級航空母艦]]の4番艦。イギリス海軍で就役した最後の従来型[[航空母艦]]である。日本では'''ハーミス'''またはハーミズとして知られている。

[[第二次世界大戦]]中の[[1944年]]にヴィッカース・アームストロング社[[バロー・イン・ファーネス]]造船所でエレファント(Elephant)として起工された。1945年に建造が一時中止されたが、1952年に[[造船台]]をあけるために工事が再開され、1953年2月16日に船体は進水した。1957年まで完成せず、大規模な改装の後1959年11月18日に就役した。

ハーミーズは1981年に退役する予定であったが、[[フォークランド紛争]]勃発により急いで整備をおこなった後イギリス艦隊の[[旗艦]]となり、直前に就役した[[インヴィンシブル級航空母艦|インヴィンシブル級]]（[[軽空母]]）「[[インヴィンシブル (空母)|インヴィンシブル]]」と共に[[イギリス海軍航空隊|海軍航空隊]]のシーハリアーや[[特殊空挺部隊|SAS]]と[[イギリス海兵隊|海兵隊]]の兵員を運んだ。

ハーミーズは1984年4月12日に退役、1985年に除籍されて1986年に[[インド]]へと売却され、1987年5月、[[インド海軍]]の「'''[[ヴィラート (空母)|ヴィラート]]'''」として再就役した<ref name="hindustan-times">{{Cite news |title=World’s oldest serving aircraft carrier Viraat to retire on March 6 |newspaper=[[:en:Hindustan Times|Hindustan Times]] |date=2017-02-15 |author= |url=http://www.hindustantimes.com/india-news/world-s-oldest-serving-aircraft-carrier-viraat-to-retire-on-march-6/story-io0pMPByJG5a56PosC8IgM.html|accessdate=2017-03-05}}</ref>。ヴィラートは2017年3月6日で退役となった<ref name="hindustan-times" />。