「女王の教室」の版間の差分
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: 演 - 天海祐希
: 都内の国公立大学教育学部卒業後に小学校教諭になり、25歳の時に神原小学校6年1組の担任になった“新米教師”。初めて担任を任されたことで希望に満ちており、表面上は本編でのクールかつ無表情だった真矢からは想像もできないような、常に明るく笑顔を絶やさない天使のような教師。児童に対しては友達のように接しようとし、常に「いい先生」でありたいと熱意を傾ける一方、甘すぎる彼女の指導方針が仇となって教え子や保護者に嫌われたうえに周囲の同僚教師からも反感を買ってしまう。このことから唯一真矢を慕っていた教え子の愛から交換日記を断ったことで逆恨みを受けた末に自宅謹慎を言い渡されてしまい、結果的に教職を自主退職に追い込まれてしまった。
: 退職後は保彦
: それからは厳しくすることの意味を完全には理解していないものの、自身のやり方を改め面接でも「必要とあらば
: 父の真一とは、経営している私立学校で不正をしていたという報道が流れたことがきっかけで、保彦が日常会話の中で真一を引き合いに出しただけで激昂するほどにまで嫌悪するようになってからは父子関係が断絶しており、最後まで和解することはなかった。
: 服装は白で明るいパステル系。ヘアスタイルは軽いウェービーヘアー。上記の神原小学校での挫折、息子の死、かつての教え子の愛と心を通わせられたなどの経験を経て少しずつ強い意思を宿すようになる。復職の面接の際はハーフアップのヘアスタイルにしており、新たな小学校への初着任時にポニーテールに変え、服装も白からグレーのスーツに変えるなど、少しずつ鬼教師へと近づいていっている。
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: 演 - [[生瀬勝久]]
: 真矢の夫で、彼女とは交際関係を経て結婚した。大手の[[建設会社]]に勤務する[[サラリーマン]]で、普段は温和であまり声を荒げることをしない反面、気弱かつお人好しであり、勤め先の[[脱税]]や[[政治家]]への[[贈賄]]が表沙汰になった際も、家庭の食い扶持を失うことの恐れと共に、「真矢の父親と同じように何か事情があるはず」、「会社をやりくりするにはこの程度は仕方がない」、「この程度の不正ならどこの企業だってやっている」と開き直り、不正に加担してしまう。
: また、真矢の家庭事情については交際時から把握しているものの、真矢の立場や心情を考慮せず、彼女自身だけに問題があるかのように認識している。そのため、事あるごとに
: 結婚当初も良好な夫婦関係を保ち、自分なりの方法で妻子に常日頃愛情を注いでいたものの、やがて
: 本編の公式ガイドブックでは、スペシャルドラマ放映に先んじて保彦が匿名で登場しており、真矢の復職を知ったものの彼女を一方的に非難し続ける発言内容から、本編での時間軸までに勤め先が[[経営破綻]]していることや彼の更なる転落した末路が示唆されている。
: 真矢は後に保彦のことを踏まえてか、本編第10話では勉強する意義について授業中で議論になった際、「いい会社に入るために勉強する」と発言した生徒たちに対して、「今は、どんなに有名な会社だって裏でどんなに汚い事をやってるかわからないんだし、いつ潰れてもおかしくない時代なのよ?」と諭した上で自分なりの見解を述べている。
; 富塚 翔(とみつか しょう)〈5〉(2000年当時)
: 演 - [[武井証]]
: 等々力幼稚園に通う真矢の1人息子。親思いで心優しくどんな困難なことにも一生懸命な性格だが、真矢の厳しいしつけや、真矢と保彦の不仲などに起因するストレスの反動によって[[チック症|チック障害]]に陥ってしまう。障害を抱える自分のしつけや教育の在り方をめぐって両親が対立
: 翔の死を機に、真矢は今までの生き方や自身の教師としてのあり方を省みることになり、その後も教え子への指導の際に彼を思い起こしてはたびたび彼を死なせてしまった罪悪感に苛まされていることが示唆されている(本編の公式ガイドブックでも、スペシャルドラマに先んじて、翔の名前が真矢の日記の断片とされるページに記載されている)。
; 阿久津 真一(あくつ しんいち)〈58〉(1994年当時)
: 演 - [[西岡徳馬]]
: 真矢の父。私立学校の経営者だったが、不正疑惑に関する報道が原因で真矢から一方的に嫌悪されて以来親子関係が断絶しており、彼女が公立学校の教師を志した一つのきっかけにもなる。
: 問題から半ば逃げ出すように退職・結婚した真矢に対しては式の際に「これがお前にとっての幸せなのか?」と問いかけた上で、「あれだけ人のことは散々批判しておいて、自分はいざ思い通りにならなかったら尻尾を巻いて逃げ出すのか?」「女はいいなぁ。いざとなれば結婚すればいいんだしな」と真矢の本心を見透かしたような辛辣な言葉を投げ、式場を去った。
: ただし、公式ガイドブックでは、将来自分の学校を真矢に継がせるつもりだったことが記載されており、断絶後も真矢に対して自分なりの親心を持っていたことが示唆されている。またこのときに真一が放った一言が、後に真矢が自分の人生を顧みるきっかけとなり、鬼教師になったときも覚悟が足りていない新米教師のしおりを叱咤した際にも生かされることになる。
; 阿久津 美矢子(あくつ みやこ)〈53 - 59〉
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