「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の版間の差分

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→‎その他の貴族(ゴールデンバウム): ノイエ版における、マクシミリアンの乗艦について追加しました。
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: 長身で痩身の軍人{{sfn|本伝|loc=第1巻5章}}{{sfn|外伝|loc=第1巻7章}}。伝統的に、要塞と駐留艦隊は不仲だが同盟軍の攻撃を受けた際は互いに競い合うかたちで防衛を果たしてきた。とされており、例にもれず駐留艦隊司令官のゼークトと仲が悪い。しかし、第7次イゼルローン攻防戦において、ヤンの囮を使った策に騙され、シェーンコップ率いるローゼンリッター連隊を要塞内に引き入れてしまい、そのまま彼らに拘束され、要塞を奪取されてしまう{{sfn|本伝|loc=第1巻5章}}。その後は不明。
: 外伝『星を砕く者』にも名前が登場しており、要塞に立ち寄ったミュッケンベルガーからゼークトとの不仲を心配されている。
: ノイエ版では帝国兵に偽装したシェーンコップを部下のレムラーが疑い司令官室前で入室許可を巡って攻防するシーンが追加されたが、最終的にシュトックハウゼンがレムラーに早く入室させるように命令し、シェーンコップが勝つ展開となっている。
: ノイエ版では、部下のレムラーがシェーンコップを疑って司令室への侵入を阻んでいたが、それに痺れを切らして司令室に入れるよう命じたことで、ヤンの策が成功する原因を作ってしまった。これに対して、シェーンコップは「どんな厳重なシステムも、運用する人間次第だという、良い教訓だ」と評している。その後の動向は不明であるが、ノイエ版の公式設定資料集におけるシュトックハウゼンの項内に「同盟軍の捕虜となった」と記載されている。
; ハンス・ディートリヒ・フォン・ゼークト ({{llang|de|Hans Dietrich von Seeckt}})
: 声 - [[飯塚昭三]](旧) / [[北沢洋]](D)
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:: OVA版と同様に、古代ギリシア風の装いをした肥満気味の青年。マリーンドルフ伯を戦艦の先に晒す様に命じるなど、幼稚な言動が多い。基本は原作のエピソードに沿うが時系列はやや前後しており、半独立の地方王国の建国を試みてマリーンドルフ伯領に攻め込んだ末に、フレーゲルの策謀もあってマリーンドルフ伯を拘禁したことになっている{{sfn|藤崎|loc=第71話}}。その後、原作通りキルヒアイス艦隊に追い込まれると自領に逃げ込み、領地の財貨を1マルクも残さず収奪するよう命じて同盟への亡命を企てるが、見限られた部下から金貨詰まった重い袋を頭部に直撃させられる形で死亡する{{sfn|藤崎|loc=第72話}}。
:; ノイエ版
:: 原作の帝国の風俗通りの貴族然とした中肉中背の男。乗艦はカストロプ家の私設艦隊の旗艦ダインスレイフ。事あるごとに部下(主に副官の2人)を殴りつける粗暴な性格で、これによって人望がない。キルヒアイスとの正面からの艦隊戦となり、数で劣る上に定石から外れた用兵の相手を侮るが、旗艦と本隊の間を分断される。普通に戦えばなお優勢であったが人望の無さや士気の低さをキルヒアイスに見切られており、降伏すれば兵の罪は不問にするとの勧告を受ける。これに対し艦橋にいた部下たちが承諾する動きを見せた上に銃口を向けられて逆上し、とっさに銃を手に取るもこれによって完全に見限られ射殺される{{sfn|ノイエ版|loc=第8話}}。
; エリザベート・フォン・カストロプ
: 道原版のオリジナルキャラクター。マクシミリアンの実妹。カストロプ家の私設艦隊の司令官。