「栗陸氏」の版間の差分

その後は穀物栽培を行っていたが<ref group="注釈">[[落合淳思]]による[http://koukotsu.sakura.ne.jp/top.html 甲骨文字全文検索データベース]を参照。</ref>、やがて西や南に遷ったとされる。西に遷った者は[[栗戈国]]を建てた。清水が流れるブドウ酒の産地であったとされる<ref group="一次">[https://ctext.org/hou-han-shu/xi-yu-zhuan/zh 『後漢書・西域傳』]</ref>。また、[[秦]]・[[趙 (戦国)|趙]]のルーツである[[趙氏#中国嬴|贏嬴姓]]の祖となったともされる<ref group="一次">[https://ctext.org/wiki.pl?if=gb&res=84928&remap=gb 『路史』]</ref><ref group="一次">[https://ctext.org/shiji/qin-ben-ji/zh 『史記・秦本紀』]</ref>。一方で南に遷った者は[[リス族]]の祖先となり<ref group="注釈">リス族は[[唐]]代には[[南蛮]]の1種という認識であった。</ref>、栗邑に残った者は範国を建てた。これは殷代には栗国となったが、西周時代には[[宋 (春秋)|宋国]]の領有となったとされる。