「NVIDIA GeForce」の版間の差分

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'''GeForce4 MX'''(ジーフォース・フォー・エムエックス)は、GeForce4世代の廉価版製品である。開発コードネームは ''NV17''。
 
製品名ではGeForce4シリーズの一製品であるが、コードネームはGeForce2 MXのNV11に次ぐものであり、事実上GeForce2 MXの改良版といった位置づけの製品である。GeForce2 MXと比べ、コアクロックとメモリクロックが引き上げられ、メモリバス幅も最大128bitに拡張(一部64bitの製品もある)され、「Lightspeed Memory Architecture II」というGeForce4 Tiシリーズにも採用されているビデオメモリの帯域幅をより効率よく使うための機能を搭載しているため、GeForce2 MXより、およそ倍の性能になっている。また、製造プロセスが0.18 μmから0.15 μmに微細化した事により消費電力や発熱の低減もあった。しかし、GeForce4 Tiシリーズとは違い、DirectX 8の技術の一つであるピクセルシェーダーに対応しておらず、実質的にはDirectX 7世代のカードである。GeForce4 MXシリーズはAGP2.0(4X)対応であったが、AGP3.0(8X)対応の''GeForce4 MX 440 APGAGP 8X''も販売された。また、メモリチップの容量の対応を増やした、 ''GeForce MX 4000''という製品も発売された。この製品の命名規則は他のGeForce4 MXシリーズと異なっており、GeForce4 Tiシリーズの命名規則を当てはめたものと推察できる。
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!製品名!!コア名 (プロセス)!!コアクロック !!メモリクロック{{efn|name=sdramclock}} (バス幅)!!PS数!!VS数!!消費電力!!DirectX!!OpenGL