「文禄・慶長の役」の版間の差分

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異端の儒学者山鹿素行が主張したもので、神功皇后の頃より「凡朝鮮は本朝の属国藩屏」なのだから従わぬ朝鮮を征伐して「本朝の武威を異域に赫(かがやか)すこと」は至極当然であるというもの<ref>{{Harvnb|徳富|1935|ref=aa|loc=pp.118-119}}</ref>。功名心説(好戦説)が道義的批判を受けた反撥から生まれた儒者的論法だが、動機や原因というよりも単なる称賛であり、しかも朝鮮征伐は本来の目的ではなく秀吉に古代の知識があったかも疑わしいとして、国家主義者の蘇峰すら「恰好たる理屈を当て嵌めたものに過ぎぬ」<ref>{{Harvnb|徳富|1935|ref=aa|loc=p.125}}</ref>と評した。
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'''スペイン脅威説'''
 
フィリピンを支配していたスペインが明と朝鮮を征服し両国軍勢を使って日本へ進攻する可能性があり、脅威であると感じた秀吉がスペインに対し日本の軍事力を見せつけ牽制しつつ、朝鮮を征服する事で緩衝地帯を確保しスペインに備える事が目的であった。明の征服にも秀吉は言及している様だがその真意は不明である。高麗征服後の元寇は当時の日本人にとっても周知の史実である。なお、スペインは英国に敗れた為に明・朝鮮・日本への進攻は行われなかった。蛇足だが、日清戦争と日韓併合はロシアの脅威が原因で目的は同様である。
 
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== 原因 ==