「大衆文化」の版間の差分

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一方、かつて大衆の娯楽であった[[映画]]や[[ジャズ]]などの中にも芸術作品と評価されるものが生まれるようになった。そして、第二次世界大戦後は知識人が大衆文化そのものの意義を積極的に評価する動きも見られた。ハイカルチャーとポピュラーカルチャーの境界も時代により変化している。20世紀後半からは、例えばポップスにクラシックの要素を導入するなど、厳格な形式を持つが難解なハイカルチャーと、形式に欠けるが分かりやすいポピュラーカルチャーのコラボレーションも盛んに行われるようになった。
 
[[WWW]](ワールド・ワイド・ウェッブ)で繰り広げられる膨大な[[コンテンツ]]は、インターネットにつながるスマートフォンなどの電子機器の普及に伴い、手軽に[[アクセス]]できる環境下におかれてきた。[[SNS]](ソーシャル・ネットワーキング・サービス)においては、不特定多数へ情報を発信することができ、米国の政治家らが[[twitter]]([[ツイッター]])へ片言を発言することで、その内容が世界へ瞬時に広がり、多大な影響力を及ぼすまでになった。こうした[[アプリケーション]]は[[市民権]]を得て、大衆を巻き込むかたちで、世論を動かす発端ともなる。中東における[[アラブの春]]は目新しい。一方で日本国内における[[座間9遺体事件]]のような暗雲とした負の側面を残している。つまり、所得や教育、言語、地域などの隔たりがなく浸透している。
 
== 大衆文化の例 ==