「小数点」の版間の差分

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==== ミドル・ドットの使用 ====
イギリスでは数字の中央の高さに記す「&nbsp;·&nbsp;」(ミドル・ドット[[:en:middot]]またはインタープンクト[[:en:interpunct]])で表すこともあり<ref>例えば、{{Citation |last=Watson |first=C.M. |title=British Weights & Measures |location=London |publisher=John Murray |year=1910 }}.[http://ia600305.us.archive.org/3/items/britishweightsme00watsuoft/britishweightsme00watsuoft.pdf]のp.13, "Roman foot of 11・65 inches,"とある。</ref>、1970年代までよく使われたが、現在はコンピュータの普及によって、ミドル・ドットの使用は激減した。しかし、例えば、[[世界五大医学雑誌]]のひとつである「[[ランセット]]」の投稿規定は、原稿を電子ファイルで提出する場合に、小数点をミドル・ドットで記述することを要求している<ref>[https://www.thelancet.com/pb/assets/raw/Lancet/authors/artwork-guidelines.pdf Formatting guidelines for electronic submission of manuscripts] THE LANCET,  "Type decimal points midline (ie, 23·4, not 23.4)."  </ref><ref>[https://plaza.umin.ac.jp/~OIO/blog/2017/12/10/formatting-for-the-lancet/ え?小数点を中ぽちに?] Observation Island、2017年12月10日 </ref>。
 
日本でも、数学記号の規格を定めるJIS Z8201-1981 は、紛らわしくないときはミドル・ドット(規格上は「中の点」)の使用を認めている<ref>JIS Z8201-1981 数学記号(確認2015年)、p.562、2.(1) 1.35 備考欄「下の点,紛らわしくないときは中の点でもよい。0.05を.05と略さない。」、JISハンドブック56 標準化 (56;2020)、日本規格協会、2020年1月31日発行、ISBN 978-4542187900 </ref><ref>[https://kikakurui.com/z8/Z8201-1981-01.html JIS Z8201-1981] 2.(1) 1.35 備考欄「下の点,紛らわしくないときは中の点でもよい。0.05を.05と略さない。」</ref>。