「03式中距離地対空誘導弾」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 外部リンクの修正 https://web.archive.org/ -> https://web.archive.org/web/ (Botによる編集)
→‎特徴: 調達名称に整合
12行目:
[[ファイル:03式中距離地対空誘導弾 (8265864161).jpg|thumb|250px|left|システムを構成するサブシステムの一部]]
[[ファイル:JGSDF Type03 SAM 20120520-02.JPG|thumb|250px|発射装置搭載車両(射撃姿勢)]]
対空戦闘指揮装置の搭載車体には[[73式大型トラック]]を使用し、幹線無線伝送装置、幹線無線中継装置及び[[射撃管制装置]]の搭載車体には[[高機動車]]を使用、捜索兼射撃用[[レーダー]]装置車、発射装置車、運搬・装填装置車及びレーダー信号処理兼電源車の車体には[[重装輪回収車]]と共通の重装輪車が使用されており、高い機動展開性によって[[有事]]に即対応できる。操作に必要な要員も省力化され、20人体制で運用することができるようになった([[ホーク (ミサイル)|ホーク]]は50人体制。これに伴い装備する高射中隊は運用上の編成が改められている(改編)。また、非自走部のあったホークと異なり、システム一式の完全車載・自走化により、機動力が向上した<ref name="PANZER2012-2013">PANZER 臨時増刊 陸上自衛隊の車輌と装備2012-2013 2013年1月号,アルゴノート社,P86</ref>。
 
[[ミサイル]]本体は発射筒を兼ねた角型コンテナに収められた状態で、発射装置及び運搬装填装置に各6発ずつ搭載されており、[[ロシア]]の[[S-300 (ミサイル)|S-300]]や米欧共同開発の[[中距離拡大防空システム|MEADS]]などと同様の垂直発射方式である。このため、陣地展開に必要な土地面積が従来方式に比べ少なくて済む様になり、展開用地確保が容易になっている。