「藤沢南岳」の版間の差分

[[讃岐国]]生まれ。[[藤沢東畡]]の長男。名は恒、[[字]]は君成、通称は恒太郎。{{sfn|荘司|134項}}号は醒狂、香翁など。[[大坂]]の[[泊園書院]]を父から継承し、数千人の門人を擁した。異端を排除し、主君に対する忠義を重んじた。{{sfn|荘司|135項}}[[高松藩]]に仕え、左佐幕派だった藩論を一夜で朝廷派へと変換した。[[戊辰戦争]]後、藩の保全に尽力、藩学講道館にて督学、[[1887年]][[大成教会]]を興した。長男は[[衆議院議員]]となった[[藤沢元造]]（黄鵠）、次男は[[関西大学]]初の名誉教授となった[[藤沢章二郎]]（黄坡）。小説家の[[藤沢桓夫]]は章二郎の長男。