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en:Continuous wave 2020-08-11T02:00:08版を訳出
 
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[[オンオフ変調]]では、通信理論上、搬送波のオン・オフが急激であれば帯域幅は大きくなり、搬送波のオン・オフが緩やかであれば帯域幅は小さくなる。オンオフ変調信号の帯域幅は、データ伝送速度と次のような関係にある。
:<math> B_n = B K </math>
ここで、<math>B_n</math>は必要な周波数帯域幅(単位は[[ヘルツ]](Hz))、<math>B</math>はキーイングレート(単位は[[ボー]])、<math>K</math>は予想される電波伝搬条件に関係する定数である。K=1は人間の耳では解読が困難でありな場合、K=3やK=5は[[フェージング]]や[[マルチパス]]が予想される場合に使用される<ref>L. D. Wolfgang, C. L. Hutchinson (ed) ''The ARRL Handbook for Radio Amateurs, Sixty Eighth Edition'', ([[ARRL]], 1991) {{ISBN|0-87259-168-9}}, pages 9-8, 9-9</ref>。
 
搬送波を急激に切り替えた送信機が発する[[スプリアス]]ノイズを「キークリック」(key click)という。このノイズは、通常の急激な切り替えに必要な信号帯域幅よりも、搬送波の上下にある部分で発生する。CWの場合の解決策は、オンとオフの切り替えを緩やかにしてパルスのエッジを柔らかくし丸みを持たせるか、他の変調方式([[位相変調]]など)を用いることである。送信に使用される電力増幅器の種類によっては、キークリックの効果を悪化させることがある。