「ワセリン」の版間の差分

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== 用途 ==
ワセリンは、皮膚表面に[[パラフィン]]の膜を張り、[[角質層]]の水分蒸発を防ぐことで、[[皮膚]]の乾燥を防ぐ効果がある。加え、外的刺激から皮膚を保護する働きがある。このことから、鎮痛・消炎・鎮痒の[[軟膏剤]]のような外用医薬品の基剤や、化粧クリームのような化粧品などの基剤として用いられる。また、[[潤滑剤]]や[[皮膚]]の保湿保護剤としても用いられる。
 
[[湿潤療法]]のために、使用されることがある。乾燥をきっかけとする皮膚病や、上からかぶせものをする前提で切り傷そのものからの出血を一時的に止めるためにも多用されている。
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[[アメリカ合衆国]]では「[[切創]]、[[擦過傷]]、[[熱傷]]、ひび割れ、[[乾燥肌]]に使う」と製品ラベルに明記されている。
 
[[脂漏性皮膚炎]]では、ワセリンを使用すると悪化する<ref name="aadtip">{{cite web |author= |title=Seborrheic Dermatitis: Tips for Managing |url=https://www.aad.org/public/diseases/scaly-skin/seborrheic-dermatitis#tips |date= |publisher=American Academy of Dermatology |accessdate=2018-12-10}}</ref>。保湿剤としてよく使われるが、

石油原料で可燃性のため、シーツや髪などに付着したものに、タバコの火などが接触しないよう、炎を避け、また衣類や寝具を定期的に洗濯すること<ref name="badukcare">{{cite web |author= |title=How To Care For Your Hands |url=http://www.bad.org.uk/for-the-public/patient-information-leaflets/how-to-care-for-your-hands/?showmore=1&returnlink=http%3a%2f%2fwww.bad.org.uk%2ffor-the-public%2fpatient-information-leaflets |date=2016-1 |publisher=British Association of Dermatologists |accessdate=2018-12-10}}</ref>。
 
塑造用粘土の一種である、[[:en:plasticine|プラスティシン]]はワセリンをカルシウム塩、[[脂肪酸]]を合成して製造した[[パテ (材料)|パテ]]状のもので、[[クレイアニメ]]作品『[[ウォレスとグルミット]]』で使用されている。
 
[[ボクシング]]の試合において、防護と傷保護の目的で塗布されることがある。
 
== 副作用 ==