「尋常性痤瘡」の版間の差分

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m 導入部にある「語源」説明はおかしいですね。「にきびの語源は諸説ある」といって付けられた出典は「にきび」のみの説明をしたページであり、次の文が「『尋常』は、普通にという意味」といってもう別の話題なので、読者には、何がどうなっているか、真面目に読んだ場合、混同しかねない状態です。語源説明で「『尋常』」だけ鍵括弧が有り、他は「にきび」「ざ瘡」「アクネ菌」には無し。おかしいので統一しました。「語源となっているアクネ菌」は、とは?支離滅裂です。英語や任意のでの話でしょう。"acne". なのでそう記しました。Wiktionary "acne" によると、元は新ラテン語 (その日本語版では「近代ラテン語」という)、可能性の話としてそれ以前では古代ギリシャ語からの転訛です。それについては記しません。「ざ瘡は、医薬品を処方する際の便宜上…」という文は、なんと語源の話ではないのに語源説明の文の間に置かれています。話が乱れるので、別の位置にし、改行しました。支離滅裂すぎて話になりません。改行が増えることを嫌う他の人、どうぞ。
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'''尋常性痤瘡'''('''尋常性ざ瘡'''、じんじょうせいざそう、{{Lang-en|Acne vulgaris}}, [[略称|略語]]: AV)は、顔や背と胸に見られる炎症性[[皮膚科学|皮膚疾患]]の一つ。単に'''痤瘡''' / '''ざ瘡''' / '''座瘡'''(ざそう、{{lang|en|Acne}})または、'''面皰'''(めんぽう)と表記されることもある。一般的に青少年の顔面に生じる皮膚病を'''にきび'''と呼び、それ以外は'''吹き出物'''(ふきでもの)とすることが多い。
 
にきびの語源は諸説ある<ref>{{Cite web|url=http://gogen-allguide.com/ni/nikibi.html |title=ニキビ・面皰(にきび) - 語源由来辞典 |publisher=株式会社ルックバイス |accessdate=2016-09-29}}{{要高次出典|date=2016年9月}}</ref>。「尋常」は、普通にという意味<ref>{{Cite web|url=https://kotobank.jp/word/%E5%B0%8B%E5%B8%B8-537849 |title=大辞林「尋常」 |publisher=コトバンク |accessdate=2016-11-20}}</ref>。英語での語源となっている「{{仮リンク|プロピオニバクテリウム アクネス|en|Propionibacterium acnes|label=アクネ菌}}」は、皮膚の[[常在菌]]である。

ざ瘡は、医薬品を処方する際の便宜上、表在性皮膚感染症に分類されることが多いものの、[[感染症]]とする根拠はない<ref name="pmid27306750">{{cite journal |last=Farrah |first=G |title=The use of oral antibiotics in treating acne vulgaris: a new approach. |journal=[[:w:Dermatology and Therapy]]. |date=2016-06-16 |url=https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/dth.12370/abstract |doi=10.1111/dth.12370 |pmid=27306750}}</ref>。語源となっている{{仮リンク|プロピオニバクテリウム アクネス|en|Propionibacterium acnes|label=アクネ菌}}は、皮膚の[[常在菌]]である。日本では90%以上の者が経験する[[皮膚疾患]]であることから、「にきびは青春のシンボル」とも言われている{{sfn|日本皮膚科学会|2017}}。
 
治療では、1990年代以前は、抗生物質内服で炎症のあるニキビが治療対象だったが、2008年には日本でも[[レチノイド]]([[ビタミンA誘導体]]<ref name="pmid26897386"/>)の[[アダパレン]]が承認され炎症前の治療が可能となり、[[抗生物質]]による耐性菌増加の懸念から代わりに[[過酸化ベンゾイル]]が用いられるようになった<ref name="naid130006943260"/>。[[抗菌薬]]のみの使用は推奨されず、3か月をめどに使用を判定し維持期にも使用しない{{sfn|日本皮膚科学会|2017}}。