「ルノー・トゥインゴ」の版間の差分

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欧州では[[Aセグメント]]に分類される小型車である。1992年まで製造された[[ルノー・4]]と入れ替わる様に1993年より発売が開始された。1993年から2007年まで発売された初代、2007年より発売されている2代目、共にフロントに横置きされた直列4気筒エンジンで前輪を駆動する。ボディ形状は初代・2代目共に3ドアのハッチバックのみであるが、極めて短いノーズを持ち[[モノスペース]]に分類されていた初代に対し、明確なノーズを持つ2代目は一般的な2ボックスカーの車体形状を持つ。いずれも乗員や積み荷に応じて多彩なシートアレンジを可能としている。
 
3代目は[[メルセデス・ベンツ]]との提携によって、[[スマート・フォーツー]]/[[スマート・フォーフォー|フォーフォー]]とメカニズムを共用することになったため、それまでの[[前置きエンジン・前輪駆動配置|前置きエンジン・前輪駆動]](FF)レイアウトから一転、[[後ろ置きエンジン・後輪駆動配置|後ろ置きエンジン・後輪駆動]](RR)レイアウト(実際には[[リアミッドエンジン・後輪駆動配置|リアミッドエンジン・後輪駆動(RMR)レイアウト]]<ref name="motorfanrmr">{{cite web|url= https://car.motor-fan.jp/article/10005186|title= ルノー・トゥインゴは実はミッドシップだった!? もはやスポーツカーじゃないか!|date=2018-08-13|work=MotorFan|author=小泉 建治|accessdate=2021-09-19}}</ref>)を採用し、5ドアのみとなっている。
 
== 歴史 ==
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エクステリアは[[ローレンス・ヴァン・デン・アッカー]]が提唱する近年のルノーのデザインアイコン「サイクル・オブ・ライフ」に則ったものであり、フロントは大型のCIマークを中心に、左右のヘッドライトをグリルでつなぐ特徴あるものとなっている。なお、デザインテイストは往年の名車「[[ルノー・5|5]]」の影響を色濃く受けている<ref>{{Cite news|url=http://openers.jp/car/car_news/news_renault_twingo_debut_geneva_43741.html |title=RRとなった3代目ルノー トゥインゴ発表|publisher=OPENERS|date=2014-03-05|accessdate=2014-07-22}}</ref>。
 
ボディは5ドアのみだが、リヤドアのノブを[[ルノー・ルーテシア|ルーテシア]]同様にCピラーへのヒドゥンタイプとすることで、一見3ドアのように見せている。また、[[リア後ろ置きエンジン・後輪駆動配置|RR]](実際には[[リアミッドエンジン・後輪駆動配置|リアミッドエンジン・後輪駆動(RMR)レイアウト]]<ref name="motorfanrmr"/>)の採用で、先代比で全長を100&nbsp;mm短縮しながらも室内長を130&nbsp;mm延長することと相まって、使い勝手も向上している。
 
エンジンは先代比で大幅にダウンサイジングされ、「SCe 70」と「Energy TCe 90」の2種を設定。前者はスマートフォーツー/フォーフォーと共通の999&nbsp;ccの自然吸気で、最高出力70&nbsp;psと最大トルク91&nbsp;N·mを発揮。販売国に応じて、アイドリングストップ機能を組み合わせられる。後者は898&nbsp;ccと排気量が落とされる代わりに[[ターボチャージャー|ターボ]]の組み合わせとなり、最高出力90&nbsp;ps・最大トルク135&nbsp;N·mを誇り、「ユーロ6」に適合すべくアイドリングストップが標準装備となっている。また、エンジンは限られたリヤスペースに設置するため、斜め49度に傾けて搭載する工夫が施されている。