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|category =遺跡
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|rg_year =2021年(ID1645)<br />([[第44回世界遺産委員会|拡大第44回世界遺産委員会]])
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'''ドーラビーラ(Dholavira)'''は、[[インド]]、[[グジャラート州]]に所在する[[インダス文明]]の大都市遺跡のひとつであり、[[ハラッパー]]や[[モヘンジョ・ダロ]]と同様の注目度がある。地元では''Kotada Timba Prachin Mahanagar Dholavira''(コターダ・ティムバ・プラーシン・マハーナガル・ドーラビーラ)と呼ばれている。北緯23度52分東経70度13分の[[カッチ湿原]]のなかにある[[カディール島]](Khadir)に立地し、[[雨季]]になると南北の川に水が流れ、周囲を水に囲まれるようになる。ドーラビーラの居住がはじまったのは、[[紀元前2900年]]頃からで、[[紀元前2100年]]ごろから徐々に衰退に向かっていく。そして短期間の放棄と再居住がおこなわれ、最終的に放棄されるのは、紀元前1450年ごろである。2021年に世界遺産に登録された(ID1645)
 
ドーラビーラは[[1967年]]に発見された。[[インド亜大陸]]で5番目に大きなインダス文明遺跡と目されている。[[1989年]]以降、[[インド考古局]]の R・S・ビシュト(R. S. Bisht)の指揮によって[[発掘調査]]がおこなわれている。発掘調査によって、ドーラビーラの複雑で精緻な都市計画と建造物を日の目にさらすことになった。