「ドゥカティ・F1シリーズ」の版間の差分
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直径記号はφではなく ⌀ を使う。また ⌀ は数値の前に置き、直径・径および単位ミリメートルは省略すること。径○○φは誤用。ほかWP:JPE#単位。 |
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== 車両解説 ==
エンジンは[[タイミングベルト|コグドベルト]]による[[カムシャフト]]駆動の[[空冷エンジン|空冷]][[4ストローク機関|4ストローク]][[デスモドロミック]][[SOHC]]2バルブ[[V型2気筒|90度V型2気筒]]、シリンダーボア
フレームは鋼管を[[トラス]]状に溶接した[[フレーム形式_(オートバイ)#ボックスフレーム|鋼管トレリスフレーム]]を採用する。このフレームはレーシングパンタTT2を引き継いだもので、750F1が公道用市販車に採用した初めての例となる。ドゥカティの鋼管トレリスフレームはこの750F1シリーズから始まった。
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=== 750F1( 1型 ) ===
[[1985年]]に販売された初期型。この型のみ湿式クラッチを採用している。 村山モータースが総代理店となり、175万円で販売されたが翌年138万円へ改正。このときのオートローン金利は9.
外観の特徴は、初期型のみ燃料タンクにねじ式キャップを採用のアルミニウムタンク<ref>この仕様はレーシングパンタに準じたもの。キャップ自体もレーシングパンタと共用部品。</ref>。速度計と回転計は[[デンソー|日本電装]]製。フロントフォークは
=== 750F1( 2型 ) ===
[[1985年]]9月頃から生産された。
クラッチが乾式に変更された。燃料タンクキャップがエアプレーンタイプになる<ref>タンク形状も若干なだらかになり容量が変わった
=== 750F1モンジュイ ( Montjuich )===
[[1986年]]に200台だけ販売された限定車。モディファイされた高性能版でもある。
排気量は同じ
車体へも変更があり、スイングアームはアルミ製角断面、ホイールは専用サイズの2ピース型になる。ホイールは極太サイズを採用するあまり、市販の公道用タイヤで適合するものがなく、前12/60-16、後18/67-16というサーキット用タイヤを標準装備としていたのが大きな特徴だった。前後ブレーキはディスクローター径は通常版と同じながら、前のみ対向4ポット式ブレンボ製キャリパーへ変更された。車両乾燥重量は通常版より
=== 750F1( 3型 ) ===
通常版の最終型。[[1986年]]にモンジュイが販売開始された数ヵ月後に、後を追うように発売された。
最大出力が
=== 750F1ラグナセカ ( Laguna seca ) ===
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この車種名は当時ドゥカティの[[レーサー|レーシングライダー]]であった[[:en:Marco_Lucchinelli|マルコ・ルッキネリ]]が[[1986年]]にレースで優勝したサーキットに由来しており、その証として燃料タンクの上面にはルッキネリのサインをコピーしたステッカーが貼られていた。
エンジンは通常版の750F1(3型)を基にして、モンジュイと同じカムシャフトを組み込み、最大出力
モンジュイと同様にアルミ製角断面スイングアームだが、リアショックの自由長がモンジュイに比べて長くなっており、スイングアーム側の取り付け位置が変更されている。ホイールとタイヤはモンジュイと違い、通常版と同じデザインのアルミホイールに、前輪が130/60-16、後輪が160/60-16というサイズでラジアルタイヤを履かせている。ブレーキはモンジュイと同仕様ながら、リアディスクローター径のみ
=== 750F1サンタモニカ ( Santamonica )===
[[1988年]]に日本へだけ製造、販売された。最後の限定200台の高性能版。
ラグナセカを基にしており、エンジンや車体はラグナセカと同仕様。ただしシングルシート風になるFRPカバーのついたタンデムシートになり、仕様が二人乗りとなる。リアブレーキローター径はモンジュイ同様の
=== 350F3 ===
イタリアの税制
=== 400F3(1型) ===
重要なマーケットとして認めた日本の免許制度<ref>当時の日本には教習所での大型自動二輪免許の教習がなく、大型自動二輪免許を取得するには各自治体の免許試験場での限定解除試験、いわゆる”一発限定解除”が必要で労力も時間も金額も今とは比べ物にならないほどかかった。</ref>に考慮して開発され’86年に日本でのみリリース。基本的なフレームや足回りは750F1に準じている。エンジンはボア×ストローク70.
=== 400F3(2型) ===
'87年リリース。基本的には1型と変わらないがキャブレターをデロルトPHF32からPHF36に大型化。フロントブレーキディスクをF1に準じた
=== 400F3(3型) ===
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