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== 概要 ==
医療機関での診療方法は、保険診療と自由診療の2つがある。[[厚生労働省]]が承認していない[[治療]]や[[薬]]を使用する場合などの自由診療では、公的医療保険や[[診療報酬]]は適用されず、世界最先端の治療を受けようとする場合や、[[ワクチン]]の[[予防接種]]、[[健康診断]]や[[人間ドック]]、[[交通事故]]や[[労働災害]]での治療、[[歯科]]で患者側の希望により海外の高品質新素材の材料を使う場合など、医師が推奨する独自の検査法や治療法は、病院やクリニックが値段を決めた全額自費負担の自由診療となる。
 
特に[[がん]]治療で、日本未承認の[[抗がん剤]]を使用する場合には、保険適用にならず全額自己負担になる。抗がん剤は日進月歩に開発が行われ、日本国外世界で承認され実績があっても、日本では承認されない場合や、承認されるまで特に時間がかかる場合が多い<ref name="lifedo">[http://lifedo.com/news/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%A8%BA%E7%99%82%E3%81%A8%E3%81%AF Livedo news自由診療とは?保険で医療費控除できますか?2015/24/09 ]</ref><ref name="hoken"/>。
 
また、[[漢方]]治療の多くは現在保険診療報酬で賄われるが、保険診療で使用できる病名が限られているため、病名が健康保険診療報酬に適応できない場合がある。そのため、専門的[[漢方医療薬]]は自診療になる場合が多い<ref name="lifedo"/>。また[[分娩]]も原則自由診療である。その他、[[形成外科]]で健康上の理由以外で行われる[[美容整形外科]]自由診療である<ref name="hoken"/>。
 
自由診療では、未認可医薬品や保険適応外の医薬品や治療など、[[ドラッグ・ラグ]]により代替治療が行われる場合が多い。未認可医薬品は、個人輸入によっている。または、医師が自ら輸入し、これを患者に投与する自由診療で使用する<ref name="lifedo"/>。診療や処方や薬剤に要する費用は、患者の全額負担であり、診療報酬や[[調剤報酬]]に拘束されないため、医療機関で価格を自由に設定できる。
 
一方、保険診療では公的医療保険が適用され、疾患の標準治療になるため、厚生労働省が定めた診療報酬の公的価格により、[[療養の給付#一部負担金|自己負担金]]は3割で、さらに[[高額療養費]]制度により、月額の上限負担金を超えた部分は、保険者から金銭の払い戻しが受けられるため、治療費が際限なく膨らむことは無い<ref name="hoken"/>。
 
== 関連項目 ==