「状態方程式 (宇宙論)」の版間の差分

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=== 流体 ===
膨張する宇宙では、より大きな値の状態方程式の流体は、より小さい状態方程式のそれよりもすみやかに消失する。これは[[平坦性問題|平坦な宇宙]]と[[ビッグバン]]の[[モノポール]]の問題に帰結する。すなわち[[曲率]]は <math>\! w=-1/3</math> を、モノポールは <math>\! w=0</math> を持つ。そして、それらがビッグバン初期の時点で存在したならば、、それらは現在も観測されるはずだが、これは現在未解決である。これらの問題は <math>\! w\approx -1</math> を持つ[[宇宙のインフレーション|インフレーション宇宙論]]により解決される。ダークエネルギーの状態方程式を計測することは[[観測的宇宙論]]の最大の仕事の1つである。<math>\! w</math> を正確に測定することで、宇宙定数が <math>\! w\ne -1</math> を持つ[[クインテッセンス (宇宙論)|クインテッセンス]]と区別できるようになると期待されている。
 
=== スカラー・モデリング ===