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中国産のものは唐墨、日本産のものは和墨と呼ばれ、その製法や性質も多少異なる。古来、煤を焚く材料には[[アカマツ]]やその[[松脂]]、または[[菜種油]]や[[ごま油]]といった[[植物油]]が用いられ、その種類により「松煙墨」と「油煙墨」に区別される。現代では工業生産された材料が使われることもあり、[[化石燃料]]由来の煤・[[カーボンブラック]]を用いた墨は「洋煙墨」や「改良煤煙墨」、「工業煙墨」とも呼ばれる。液状で市販される墨汁は「液体墨」や「書道用液」とも呼ばれ、これには膠の代わりに[[ポリビニルアルコール]]といった[[合成樹脂]]を用いたものもある。
 
化学的には墨汁の状態は、疎水性の[[アモルファス]][[無定形炭素]]が[[保護コロイド]]である膠の働きで水中分散した[[コロイド|コロイド溶液]]である。
 
== 歴史 ==