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'''リアルビジネスサイクル理論'''(リアルビジネスサイクルりろん、Real business-cycle theory)とは、[[景気循環]]の要因は[[生産技術]]や[[財政政策]]などの実質変数(実物的要因)に限られるとする[[マクロ経済学]]([[新しい古典派]])の理論である。リアル(real)とは実質的(実物的)を意味し、いわゆる(貨幣ではなく)モノに関連した要因を意味している。ビジネスサイクル(business cycle)とは景気循環を指す。「'''実物的景気循環理論'''」と訳す場合もある。
 
リアルビジネスサイクル理論は、[[ジョン・ミュース]]のアイデアに基づいて[[ロバート・ルーカス (経済学者)|ロバート・ルーカス]]が最初に定式化したマクロ経済学のモデルである。[[新しい古典派]]経済学(new classical economics)の代表的なフレームワークの一つである。この理論の主張点は、[[マネーサプライ]]や[[物価]]水準などの名目変数の変動が景気循環を引き起こすのではなく、生産技術や財政政策などの実質変数(実物的要因)のみが景気循環の要因となるというものである。