「ポルシェ・996」の版間の差分

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ホイールサイズは変更ないが、ホイールデザインの変更により4輪で3.6 kg軽量化された。サスペンションのセッティングも変更され、フロント[[ショックアブソーバー|ダンパー]]の伸び側が硬くされた。ブレーキサイズは変更なし。PSM(姿勢安定制御装置)は標準装備となった<ref name="991days37"/>。
 
== インターミディエイトシャフトの破損について ==
996型に搭載された水冷エンジンは、[[タイミングチェーン]]がエンジンの左右バンクで前後に分かれて配置されている<ref name="box987">『ボクスター/ケイマン最強メンテナンス』</ref>。そのため[[クランクシャフト]]から[[カムシャフト]]へ動きを伝達するインターミディエイトシャフトの長さが延長されてクランクケース前後を貫通している(空冷時代の基本構造を受け継いだクランクケースを継続使用するターボおよびGT2、GT3を除く)<ref name="box987"/>。このインターミディエイトシャフトに起因する不具合が、ブログや掲示板、[[国土交通省]]の自動車不具合情報ホットラインなどで報告されているものの、ポルシェは不具合に対する公式見解を発表していない。
 
本不具合は、エンジン稼働中に[[応力]]のかかるインターミディエイトシャフト(のボルトおよび[[軸受|ベアリング]]の経年変化によって[[劣化]]した部分)に[[負荷]]が集中した結果、突然耐え切れず破損してしまうものである<ref name="box987"/>。この破損によってインターミディエイトシャフトを通して制御されていたカムシャフトが暴走し、最終的に[[エンジンブロー]]を引き起こし、修理にエンジンの交換を要する場合もある。
 
2012年10月より、本件に関してポルシェジャパンによるサービスキャンペーン([[リコール (自動車)|リコール]]とは異なる)が実施され、該当車(2001年5月4日から2005年2月21日製造分)は無償で点検、必要に応じ修理されることになった<ref>『ポルシェ911のすべて』</ref>。
 
== グレード一覧 ==