「輔祭」の版間の差分
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== 修道輔祭と在俗輔祭 ==
[[修道士]]が輔祭となる場合は[[修道輔祭]]、それ以外の場合は在俗輔祭である。
在俗輔祭は司祭と異なり、教会に専従する者ばかりではなく自らの生業を持った上で無給与で奉職する者も多い。これを「'''自給輔祭'''」と呼ぶ。日本ハリストス正教会では、2008年現在、在俗輔祭の殆どが自給輔祭である。
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修道輔祭は修道士が輔祭となっているものであり、従って妻帯していない。
在俗輔祭には妻帯が許されるが、神品機密を受けた後(輔祭に叙聖された後)の妻帯は許されない。
修道輔祭でないが独身のままで叙聖される在俗輔祭も存在する。
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* 開始を告げる: 「(司祭に対し)君や、祝讃せよ」
* 各種の[[連祷]]において、[[教衆]]を先導し、祝文を誦する。
* 使徒経を朗誦する: 一般信徒や[[誦経者]]が務める事も出来るが、本来は輔祭の職掌とされる。
* [[福音書|福音経]]を奉読(ほうどく)する。
* [[炉儀]]を行う。
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初期教会の時代から主教・司祭は男性の職分であり、初期教会のものとされる「聖使徒規則」では女性が就くことを禁じている。
一方で、東方正教会の一部にはギリシアを中心に古代から「[[女輔祭]]」という職分を任じる伝統があるが、これは副輔祭と同様の役割を荷うものであり、輔祭とは基本的に役割と地位を異にする。
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