アキレウス・タティウス

アキレウス・タティウスギリシア語: Ἀχιλλεύς Τάτιοςラテン文字表記:Achilleus Tatios生没年不詳)は、古代ギリシアアレクサンドリア出身の小説家

2世紀頃の人物[1][2]だが、生涯については正確な資料は現存していない[3]。また、古代ギリシア文学研究者高津春繁はアキレウス・タティウスがキリスト教司教で古代ギリシアの詩人であったアラトスの注釈家を務めていた説について誤伝と述べている[1]

2013年現在、残っている作品は恋する男女の行く末を書いた物語『レウキッペとクリトフォン英語版』と5篇の小説 (enのみである。なお、『レウキッペとクリトフォン』はギリシア恋愛小説の中でも最後のものとされビザンティン帝国の時代に広く読まれた[1]

日本語訳 編集

参考文献 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 世界大百科事典 1972, p. 115.
  2. ^ アキレウス・タティオスとは - コトバンク、2013年2月10日閲覧。
  3. ^ 引地正俊. “アキレウス・タティオス”. 日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク). 2019年5月26日閲覧。

外部リンク 編集