ガイウス・ユリウス・アルケラオス・アンティオコス・エピファネス
ガイウス・ユリウス・アルケラオス・アンティオコス・エピファネス（Gaius Julius Archelaus Antiochus Epiphanes、ギリシア語: Γάιος Ἰούλιος Ἀρχέλαος Ἀντίοχος Ἐπιφανής、38年 - 92年）は、コンマゲネ王国の1世紀における、影響力のある王子。
| ガイウス・ユリウス・アルケラオス・アンティオコス・エピファネス | |
|---|---|
 アンティオコス・エピファネスとその兄弟、カリニコスが描かれた72年のコイン | |
| 出生 | 38年 |
| 死亡 |
92年 アテネ |
| 父親 | アンティオコス4世 |
| 母親 | ユリア・アイオータパ |
生涯 編集
ガイウス・ユリウス・アルケラオス・アンティオコス・エピファネスは、コンマゲネの王であるアンティオコス4世と、その王妃ユリア・アイオータパの長男であり最初の子供だった。彼の両親は全血兄妹だった。
70年のユダヤ戦争において、アンティオコス・エピファネスは、後の皇帝ティトゥスのローマ軍を支援するために、コンマゲネ軍の指揮官として、エルサレム攻囲戦に父親によって派遣された[1]。この間に、アンティオコス・エピファネスは、ギリシア語を話すユダヤ人の歴史家フラウィウス・ヨセフスと出会った。
脚注 編集
- ^ Giuseppe Flavio, La guerra giudaica, V, 11.3.