ビルピ・サラスヴォ(Virpi Katriina Sarasvuo、旧姓クイトゥネンKuitunen[1]1976年5月20日 - )は、フィンランド南サヴォ県カンガスニエミ出身のクロスカントリースキー選手。

獲得メダル

Virpi Kuitunen 2007
 フィンランド
女子 クロスカントリースキー
オリンピック
2006 トリノ チームスプリント
2010 バンクーバー 4x5kmリレー
ノルディックスキー世界選手権
2001 Lahti 5km+5kmパシュート
2007 Sapporo チームスプリント
2007 Sapporo 30km
2007 Sapporo 4x5kmリレー
2009 Liberec チームスプリント
2009 Liberec 4x5kmリレー
2005 Oberstdorf 30km
2007 Sapporo 個人スプリント
剥奪 2001 Lahti 4×5kmリレー

プロフィール 編集

クイトゥネンは冬季オリンピックで2個(2006年チームスプリント銅、2010年リレー銅)、ノルディックスキー世界選手権で8個(2001年パシュート金、2005年30km銀、2007年チームスプリント・30km・リレー金、個人スプリント銅、2009年チームスプリント・リレー金)のメダルを獲得している。

年末年始に行われるツール・ド・スキーでは2006-2007シーズンと2007-2009シーズンの2度総合優勝、クロスカントリースキー・ワールドカップでは2006-2007シーズンと2007-2008シーズンに2連覇を達成、通算20勝(2位14回、3位9回)をあげている。

2010年7月16日に実業家のヤリ・サラスヴォ(Jari Sarasvuo)と結婚した。

ドーピング論争 編集

2001年ノルディックスキー世界選手権においてクイトゥネンを含む6人のフィンランド代表選手(後に「ラハティ6」と呼ばれた)が禁止薬物であるヒドロキシエチル澱粉(HES)の陽性反応を示した。

クイトゥネンはリレーで獲得した銀メダルの剥奪と2年間の出場停止処分を受けた。

脚注 編集

  1. ^ Virpi ja Jari Sarasvuo avioon kokovalkoisissa asuissa” (Finnish). HS.fi. Helsinki: Helsingin Sanomat Oy (2010年7月16日). 2011年12月11日閲覧。

参考文献 編集