メサ

差別侵食によって形成されたテーブル状の台地

メサ (mesa) は、差別侵食によって形成されたテーブル状の台地のことで、「卓状台地」とも呼ばれる。さらに侵食が進み孤立丘となったものは、「ビュート」 (butte) と呼ばれる。

モニュメント・バレーのメサ(左)とビュート(右)

概要 編集

語源はスペイン語テーブル、食卓の意。主に乾燥帯に発達する地形であり、アメリカ合衆国西部に多い。

上位に硬い水平な地層が、下位に侵食されやすい柔らかい地層がそれぞれある場合、下の地層が侵食されて急崖を形成し、上部は侵食されないためにテーブル状の台地となる。

日本では屋島万年山荒船山琴平山などがメサの例である。ビュートの例として伐株山鷹ノ巣山耶馬日田英彦山国定公園内)などがある。

その他 編集

関連項目 編集