山田 外美代(やまだ とみよ、1949年 - )は、「世博奶奶(万博おばあさん)」として知られている日本人女性[1][2][3]

略歴 編集

1949年石川県に生まれ、5歳の時に瀬戸市に移る。愛・地球博では開催期間の2005年3月25日から9月25日まで185日間毎日通い皆勤を達成した[2]。続く上海万博においても、開幕日の2010年5月1日から最終日の10月31日まで184日間毎日訪れ[3]、現地で「万博おばあさん」の愛称で大人気となった[4]。閉幕日には温家宝首相の演説でも彼女について言及された。

2012年の麗水国際博覧会でも皆勤した[3][5]。2013年3月には、韓国中部の五松(オソン)市で5月3日から26日に開かれる「2013五松化粧品・ビューティー世界博覧会」の名誉広報大使に任命された。彼女の「美しい生き方」が世界博のテーマにぴったりとして依頼され、委嘱状が3月20日付で同世界博組織委員会から届いた[6]。この他にも台湾での園芸博覧会などに招待されている。

2021年4月5日には東京2020オリンピック聖火ランナーを務め[2]、瀬戸市役所付近を走った。

脚注 編集

  1. ^ 万博おばあちゃん、ドバイ万博でウクライナ館訪問 「2030年、ウクライナで会えますように」:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2023年4月28日閲覧。
  2. ^ a b c 医療従事者に恩返し、瀬戸市を走った「万博おばあちゃん」”. 読売新聞オンライン (2021年4月6日). 2023年4月28日閲覧。
  3. ^ a b c 愛知)万博おばあちゃん、大阪で瀬戸PR 交流大使再任:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2020年3月9日). 2023年4月28日閲覧。
  4. ^ 中日新聞:「万博おばあちゃん」皆勤賞 上海で最も有名な日本人に Archived 2010年11月2日, at the Wayback Machine.
  5. ^ メーテレ:「万博おばあちゃん 韓国・麗水万博も皆勤賞
  6. ^ 読売新聞:「万博おばあちゃん」名誉大使に 韓国で5月、化粧品世界博

関連事項 編集