私は好奇心の強い女 (イエロー篇)

私は好奇心の強い女(イエロー篇)(英:I Am Curious (Yellow) )(スウェーデン語: Jag är nyfiken – en film i gult)は、1967年のスウェーデン映画であり、ヴィルゴット・シェーマン英語版によって監督され、シェーマン やレナ・ニーマン英語版が出演している。これは、1968年の『私は好奇心の強い女 (ブルー篇)英語版』に対して副産物にあたる映画である。これらふたつの作品は当初、ひとつの3時間半の映画として計画されていた[1]。これらの映画の各編は、スウェーデンの国旗の色にちなんで命名された。

私は好奇心の強い女
監督 ヴィルゴット・シェーマン英語版
脚本 Göran Lindgren (uncredited)
Lena Malmsjö
原作 Vilgot Sjöman (uncredited)
出演者 ヴィルゴット・シェーマン英語版, レナ・ニーマン, ボリエ・アールステット
音楽 ベンド・エルンリド (uncredited)
撮影 ペーテル・ウェステル (uncredited)
編集 Wic Kjellin (uncredited)
制作会社 Janus Films
配給 Grove Press
公開 1967年10月09日
上映時間 122分
製作国  スウェーデン
言語 スウェーデン語
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プロット 編集

ヴィルゴット・シェーマン監督は、彼の恋人レナ・ニーマンを主役とする社会派映画の制作を計画する。彼女は、社会的な論点に強い関心をもつ若い映画の専門学校の学生である。

ニーマン(またの名をリナ)のキャラクターは、ストックホルムにある小さなアパートに父親と共に住んでいる。そして、彼女は、社会的正義についての衝動と、世界や人々との関係を理解する必要性によって突き動かされる。彼女の小さな部屋は、本、紙や「宗教」や「男性」といった話題についての切り抜きでいっぱいの箱、そして彼女が性交渉をもった相手の23人の男たちについてのファイルで埋めつくされている。彼女はストックホルムの街を歩き回って、人々にインタビューする。質問内容は、社会階級について、良心的兵役拒否について、ジェンダーの平等性について、フランコ政権スペインにおけるバカンスの道徳性について、など。彼女とその友達は、(スペインの)大使館や旅行代理店も訪ねた。リナの父は、スペインのフランコと戦うために出かけてしまい、その父との関係はリナにとって問題であった。

キャスト 編集

  • レナ・ニーマン as リナ
  • ペーテル・リンドグレン as リナの父
  • ヴィルゴット・シェーマン as ヴィルゴット・シェーマン
  • ボリエ・アールステット as Börje
  • クリス・バールストレム as Rune's woman
  • Marie Göranzon as Marie
  • Magnus Nilsson as Magnus
  • Ulla Lyttkens as Ulla
  • Anders Ek as Exercise leader
  • Martin Luther King Jr. as himself
  • Olof Palme as himself
  • Yevgeny Yevtushenko as himself

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ Vilgot Sjöman, I Was Curious: Diary of the Making of a Film (Grove Press, 1968).

外部リンク 編集