金井 勝(かない かつ、1936年7月9日 - )は、日本映画監督、映像作家。神奈川県出身[1]

略歴 編集

日本大学芸術学部映画学科を卒業後、大映東京撮影所を経てフリーランサーとなり[1]、テレビドキュメンタリーの演出などをしながら「かない勝丸プロダクション」を結成して前衛作品を発表する。

受賞作は、『無人列島』がニヨン国際ドキュメンタリー映画祭:グランプリ、『夢走る』がメルボルン映画祭:最優秀短篇劇映画賞、『スーパードキュメンタリー前衛仙術』がオーバーハウゼン国際短篇映画祭:国際批評家連盟賞。

『無人列島』、『Good-bye』、『王国』の<微笑う銀河系・三部作>発表当初から、『無人列島』を中心に海外での上映も少なからずあったが、オーバーハウゼン国際短編映画祭での<回顧展>を皮切りに映画祭や学会などで<選集や全集>が組まれ、そのトークショーにドイツアメリカイギリスベルギースイスフランスに招待されている。

監督作品 編集

  • 無人列島(1969年)
  • GOOD-BYE(1971年)
  • 王国(1973年)
  • 夢走る(1987年)
  • 一本勝負の螽斯(1988年)
  • ジョーの詩が聴える(1989年)
  • 時が乱吹く(1991年)
  • 聖なる劇場(1998年)
  • スーパードキュメンタリー前衛仙術(2003年)

脚注 編集

  1. ^ a b 金井勝の世界” (PDF). 国立国際美術館. p. 2. 2022年6月17日閲覧。

外部リンク 編集