WKリーグ朝鮮語: WK-리그)は、大韓サッカー協会(KFA)傘下で運営する韓国女子サッカーリーグである。現在、中小企業銀行(IBK)が冠スポンサーとして付き「IBK WKリーグ」の名称で行なわれている。

WKリーグ
加盟国 大韓民国の旗 韓国
大陸連盟 アジアサッカー連盟(AFC)
開始年 2009年
参加クラブ 8
リーグレベル 第1部
最新優勝クラブ 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ (2022)
最多優勝クラブ 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(10回)
公式サイト WKリーグ公式サイト
WKリーグ
各種表記
ハングル WK리그
英語 WK-League
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概要 編集

韓国内でも女子サッカーは盛んに行なわれてはいたが、全国リーグはそれまで存在していなかった。そこで2008年にWKリーグが発足。この年は4チームによるテストシーズンとし、翌2009年から6チーム参加による正式リーグが始まり[1]2011年からは8チームとなった。2012年シーズン終了後に忠南一和天馬がチームの解散を発表[2]2013年以降は7チームの参加となっていた。2017年シーズンから慶州韓国水力原子力蹴球団が新規参入し[3]、5年ぶりに8チームで行われた。シーズン終了後、リーグ優勝3回を誇る利川大教ヌンノピがチームを解散することになり再び7チームとなる可能性があったが、昌寧郡が利川大教を買収して「昌寧WFC」として新規参入することになり、8チームが維持された[4]

現在は8チームが21試合のリーグ戦を行なった後、3位チーム対2位チームによるプレーオフを経て、この勝者と1位チームがチャンピオンシップを行い優勝を決定している。現在2部リーグなどの下位組織はない。

2010年からは前年優勝チームが日本なでしこリーグ優勝チームと「日韓女子リーグチャンピオンシップ」で対戦していたが、2012年で大会は終了した。

試合は原則としてセントラル開催(韓国国内の4都市を巡回して実施)の形式をとり、更に週末のKリーグとの日程重複を避けるため、原則として月曜のナイターで開催するようにしている[5]。2014年から一部クラブがホーム&アウェイ方式を採用し、2015年からは軍傘下の釜山尚武以外の全クラブも追随する。

参加チーム(2021年) 編集

クラブ名 ホームタウン 創設年
仁川現代製鉄レッドエンジェルズ 仁川広域市 1993
華川KSPO(華川国民体育振興公団) 江原道華川郡 2011
ソウルWFC ソウル特別市 2004
水原WFC(水原市施設管理公団) 京畿道水原市 2008
世宗スポーツTOTO 世宗特別自治市 2011
慶州韓国水力原子力蹴球団 慶尚北道 2017
報恩尚武WFC 報恩郡 2007
昌寧WFC 昌寧郡 2018

優勝チーム 編集

優勝チーム
2009 大教ヌンノピ
2010 水原FMC
2011 高陽大教ヌンノピ
2012
2013 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022

脚注 編集

  1. ^ WKリーグ歴史的な開幕...7か月の大長征スタートInnolife.net (2009.4.21付)、2018年3月21日閲覧。
  2. ^ 韓国とは対照的な日本女子サッカー…選手4万人にスポンサーまで”. 中央日報公式サイト日本語版 (2012年10月30日). 2012年12月15日閲覧。
  3. ^ 경주 한수원 여자축구단 공식 창단chosun.com(2017.3.23付)、2018年3月21日閲覧。
  4. ^ 창녕에 여자실업축구단 생긴다 knnews.co.kr(2017.12.21付)、2018年3月21日閲覧。
  5. ^ 出典 FIFAフットボール・ムンディアル(2011年8月 GAORA/MBSテレビ

外部リンク 編集