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1838年頃の王立研究所
ジェイムズ・デュワーの化学実験講義の様子
(画)Henry Jamyn Brooks
ハンフリー・デービーを描いた戯画
(画)James Gillray

王立研究所(おうりつけんきゅうしょ、Royal Institution of Great Britain 短縮されて、Royal Institution)はイギリスに1799年に設立された、科学教育、科学研究の機関である。設立者には、ヘンリー・キャヴェンディッシュや、第9代ウィンチルシー伯ジョージ・フィンチがいる。

歴史編集

研究所のはじめの資金と設立の提案は、社会改革家のトーマス・バーナード卿と科学者のラムフォード伯ベンジャミン・トンプソンが率いる救貧団体、"Society for Bettering the Conditions and Improving the Comforts of the Poor"によってなされ、1799年にロンドンの王立協会の会長、ジョゼフ・バンクスのSoho Square Houseに設立された。ヘンリー・キャヴェンディッシュや、第9代ウィンチルシー伯ジョージ・フィンチらが設立者となり、第一に、有益な発明や改良の効果的な普及、次に技術的な知識の交換のための教育的広報活動、講演会、出版物、見学会、継続的な展示を通じて、農業や工業のための新技術、装置、機械の応用などを目的に設立された。1800年に勅許を受けた。

講演活動を通じて、教育や科学の発展に貢献し、1825年から始められた年少者向けの、クリスマス・レクチャーマイケル・ファラデーらが講義を行ったことでよく知られている。設立以来、多くの科学者が王立研究所で活動し、有名な科学者には、ハンフリー・デービーマイケル・ファラデーローレンス・ブラッグチャールズ・ハチェットジョージ・ポーターらがいた。10数人の研究者がノーベル賞を受賞し、10の元素が発見された。1973年に、マイケル・ファラデー博物館が所内に開館され、2007年までに実際の研究活動には使われなくなった。

歴代総裁 (President)編集

実験室長(Director)編集

参考文献編集

  • The prospectus, charter, ordinances and bye-laws of the Royal Institution of Great Britain: Together with lists of proprietors and subscribers, and an appendix. London 1800 (online).
  • Frank Greenaway, Morris Berman, Sophie Forgan, Donovan Chilton (Hrsg.): Archives of the Royal Institution, Minutes of the Managers’ Meetings, 1799–1903. 7 Bände, Scolar, London 1971–1976.
  • Frank A. J. L. James: The common purposes of life: Science and society at the Royal Institution of Great Britain. Ashgate, 2002, ISBN 0-7546-0960-X.
  • Frank A. J. L. James, Anthony Peers: Constructing Space for Science at the Royal Institution of Great Britain. In: Physics in Perspective. Band 9, 2007, S. 130–185, doi:10.1007/s00016-006-0303-5.
  • Bence Jones: The Royal institution: its founder and its first professors. Longmans, Green, & Co., London 1871 (online).

外部リンク編集