王 蕣華(おう しゅんか)は、南朝斉の和帝蕭宝融の皇后。本貫は琅邪郡臨沂県。
太尉王倹(王僧綽の子)の孫娘にあたる。蕭宝融の妻として迎えられ、隨王妃となった。永元元年(499年)、南康王妃に改められた。中興元年(501年)3月、和帝が即位すると、皇后に立てられた。中興2年(502年)4月、和帝が蕭衍に帝位を譲ると、皇后は巴陵王妃に降格され、姑孰にうつされた。