瑤華宮(ようかきゅう)は、北宋の都である東京(開封)にあった宮殿である。

『宋会要輯稿』によると、瑤華宮は金水門の外、元の名は安和院だった。景祐元年(1034年)、郭浄妃(元の郭皇后)は皇宮から追い出され、安和院に入住して出家させられたが、その後に安和院は改築して「瑤華宮」と改称した。

表向きは皇族の道観であったが、実際には皇族女性で罪を犯した者が収容された。

参考文献

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  • 『皇宋通鑑長編記事本末』
  • 『宋会要輯稿』