田中宮(たなかのみや)は、7世紀の舒明天皇が営んだ宮。現在の奈良県橿原市田中町にある田中廃寺の一帯にあったとされている。
629年1月に舒明天皇は即位し、翌年(630年)10月、飛鳥岡(雷丘)のふもとにある岡本宮に遷宮したが、636年6月、岡本宮は火災で焼失し、舒明天皇は田中宮を仮宮として遷ることとなった。田中宮は、厩坂宮(うまやさかのみや)に遷るまでの間の仮宮である。[1]
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