田中徳兵衛 (貴族院議員)
田中 徳兵衛(四代目 德兵衞、たなか とくべえ、1875年(明治8年)5月15日[1] - 1947年(昭和22年)7月30日[1][2])は、日本の実業家、政治家。貴族院多額納税者議員、埼玉県北足立郡南平柳村長。幼名・徳蔵[3]。
経歴
編集埼玉県足立郡十二月田村[1](のち北足立郡南平柳村、現:川口市)で、味噌醸造業、素封家・三代目田中徳兵衛の長男として生まれる[1][3]。1894年(明治27年)家督を相続し四代目徳兵衛を襲名した[3]。
埼玉味噌醸造組合長、帝国実業協会幹事、東京共立銀行監査役、東京紡績監査役などを務めた[1][2]。
政界では、南平柳村会議員、同村長、埼玉県会議員、同副議長、医薬制度調査会などを務めた[1][2]。1932年(昭和7年)9月29日、貴族院多額納税者議員に任じられ[4]、交友倶楽部に所属して活動し1期務めて1939年(昭和14年)9月28日に退任した[1][2]。
親族
編集居宅
編集脚注
編集参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 埼玉県教育委員会編『埼玉人物事典』埼玉県、1998年。
外部リンク
編集- 旧田中家住宅 - 川口市立文化財センター
- 株式会社 田中徳兵衛商店 - 現在の味噌醸造商店