田中 稔一(たなか としかず、1945年2月7日 - )は、日本実業家三井化学代表取締役社長や、日本肥料アンモニア協会会長、日本知的財産協会会長などを務めた。

人物・経歴 編集

福岡県出身。1968年九州大学経済学部卒業、東洋高圧工業(現三井化学)入社。1999年取締役基礎化学品事業本部フェノール事業部長に昇格。2003年常務取締役基礎化学品事業グループ 副事業グループ長。2004年常務取締役基礎化学品事業グループ長。2005年代表取締役副社長[1]

2009年から三井化学代表取締役社長を務め、高収益体質への改善を進め、V字回復を実現した。2014年会長ポストを廃止して相談役に退いた[2]。2015年日本知的財産協会会長、三井E&Sホールディングス取締役[3]日本肥料アンモニア協会会長等も歴任した[4]

2023年4月旭日重光章受章[5][6]

脚注 編集

先代
藤吉建二
三井化学社長
2009年 - 2014年
次代
淡輪敏
先代
間塚道義
日本知的財産協会会長
2015年 - 2018年
次代
佐藤廣士