田村 佳代(たむら かよ、1970年 - )は、日本女優演出家。Theatre Group GUMBO 代表。大阪府出身。

来歴

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近畿大学文芸学部芸術学科にて、ルコックシステムを学ぶ。卒業後は、幅広いジャンルの舞台経験を積み、1994年、Theatre Group GUMBOを結成。1997年より世界各国で作品を上演。エディンバラ国際演劇祭[SPIRIT OF THE FRINGE](1998)、[大阪舞台芸術新人賞](2003)、京都シェイクスピア・コンペ[観客賞](2010)、オーストラリアビクトリア州[Green Room Awards](2012)、香港フリンジクラブ[名誉会員](2015)、サンディエゴ国際演劇祭[Fringe Of The Fringe](2016)ほか受賞多数。

2017年、国際共同制作を継続的に行うコミュニティアートプロジェクト「上狛キャッツ(旧・木津川お茶猫プロジェクト)」の芸術監督に就任。同年11月には同プロジェクトの活動が認められ、[宇治茶による茶育・海外発信貢献者]として京都府知事から表彰を受けた。同年7月、サンディエゴ国際演劇祭にて、2年連続で[最優秀コメディ賞]を受賞。さらにアーティストの最多得票団体に贈られる[アーティストピックアワード]を受賞。また、2018年11月にシンガポールで開催されるアジアン・ユース・シアター・フェスティバル日本代表劇団のアドバイザーに就任した。

2018年5月、アメリカフロリダ州にて開催されたタンパ国際演劇祭にて[最優秀賞(Best in Fest Award)]と[Tech Choice Award(劇場のスタッフが選ぶ最優秀賞)]を受賞する快挙を成し遂げた。

オリジナルな身体表現、音楽、ダンスを用いて人間の感覚へダイレクトに届く演出は、他に類を見ないものとして海外で高く評価され、近年は、海外のアーティストと、言葉の壁や文化の隔たりを越えたコラボレーションを行っている。

受賞

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  • 第4回YAMAHA MUSIC QUEST優秀賞(構成/田村佳代、作詞・作曲/ヒロ上原)、1995年 5月
  • もっと京都アレンジコンテスト優勝(構成/田村佳代、作詞・作曲/ヒロ上原)、1995年 7月
  • 1998 SPIRIT OF THE FRINGE(エディンバラフリンジフェスティバル)、1998年 5月
  • 大阪舞台芸術新人賞(演出/田村佳代)、2003年 3月
  • The 2003 Melbourne Fringe Special Commendation(メルボルンフリンジフェスティバル)、2003年10月
  • シェイクスピア・コンペ でまち賞(観客賞)(京都府ぶんげいマスターピース工房vol.3)、2010年11月 
  • Innovation in Culturally Diverse Practice(日豪共同制作公演「DasSHOKU SHAKE!」/メルボルンフリンジフェスティバル)、2012年10月
  • 2013 Green Room Awards Winners / Cabaret category / Innovation(日豪共同制作公演「DasSHOKU SHAKE!」)、2013年 5月
  • Honorary Membership(名誉会員)(香港フリンジクラブ)、2015年 1月
  • Fringe Of The Fringe、Outstanding Comedy(最優秀コメディ賞)(サンディエゴインターナショナルフリンジフェスティバル)、2016年 7月
  • Artists' Pick Award、Outstanding Comedy(最優秀コメディ賞)(サンディエゴインターナショナルフリンジフェスティバル)、2017年 7月
  • 宇治茶による茶育・海外発信貢献者(京都府「お茶の京都博」/木津川お茶猫プロジェクトの2017年の活動に対して)、2017年 11月
  • Best in Fest Award (最優秀賞)、Tech Choice Award HCC Studio(タンパインターナショナルフリンジフェスティバル)、2018年 5月    

外部リンク

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