白 百何バイ・バイホー、1984年3月1日 - )は、中華人民共和国の女優。もとの名は白雪。山東省青島市出身。

バイ・バイホー

白 百何
白百何、2013年
生誕 白 雪
(1984-03-01) 1984年3月1日(40歳)
中華人民共和国の旗 中華人民共和国 山東省青島市
国籍 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
別名 フェイ・バイ
民族 漢族
出身校 北京舞蹈学院
中央戯劇学院
職業 女優
活動期間 2004年-現在
身長 171 cm
配偶者
陳羽凡
(結婚 2006年; 離婚 2015年)
子供 1
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白 百何
各種表記
繁体字 白 百何
簡体字 白 百何
拼音 Bái Bǎihé
和名表記: バイ・バイホー
発音転記: バイ・バイホー
英語名 Fay Bai
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経歴

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1984年3月1日、山東省青島市で生まれる。青島文登路小学、北京舞蹈学院付属中等舞蹈学校を経て、2006年、中央戯劇学院表演学科を卒業。

2006年にテレビドラマ『与青春有関的日子』でデビュー。2011年、映画『万有引力』で石暁琳役を演じ、映画初出演を果たす。同年、鮑鯨鯨原作の映画『失恋の33日』に黄小仙役で主演し、第31回大衆映画百花賞最優秀主演女優賞を受賞。第49回台湾映画金馬賞最優秀主演女優賞と第15回中国映画華表賞最優秀主演女優賞にノミネートされる。2014年、『ヒックとドラゴン2』にアスティの声で出演。2015年、古典小説『聊斎志異』を脚色した『モンスター・ハント』でカク・ショウラン役を演じた。この作品で第31回中国映画金鶏賞最優秀主演女優賞にノミネートされる[1]。同年、映画『滾蛋吧!腫瘤君』の熊頓役で第7回中国映画監督協会年度女優賞、第23回北京大学生映画祭最優秀主演女優賞、第16回中国映画華表賞最優秀主演女優賞を受賞[2]。2017年、厳歌苓原作、李少紅中国語版監督の映画『媽閣是座城』で、梅暁鴎役を演じる。この作品で第32回中国映画金鶏賞最優秀主演女優賞にノミネートされる。

家族

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『与青春有関的日子』の製作過程で、同じグループの陳羽凡中国語版(チェン・ユーファン)と出会い、恋に落ち、2006年12月26日に結婚した[3]。2008年1月19日に息子を出産した。名前は陳盛桐。2015年に離婚。

出演作品

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映画

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公開年 題名 / 原題 役名 備考 吹き替え
2011 万有引力 石暁琳
失恋の33日
失恋33天
黄小仙 2012東京/長崎・中国映画週間で上映[4]
2012 メモリー First Time
第一次
魏佳佳
2013 最後の晩餐
分手合約
ホー・チャオチャオ(何俏俏) 坂本真綾
失われた時間 〜被偸走的那五年〜
被偷走的那五年
何蔓
私人訂制 小白
2014 喜羊羊与灰太狼之飛馬奇遇記 藍馬公主
整容日記 郭晶
ヒックとドラゴン2
How to Train Your Dragon 2
アスティ(阿絲翠徳) 中国大陸版吹替 寿美菜子
2015 モンスター・ハント
捉妖記
カク・ショウラン(霍小嵐) 2015東京・中国映画週間で上映[5] 中村千絵
滾蛋吧!腫瘤君 熊頓
恋する都市 5つの物語
恋愛中的城市
イラン・ラン(嫣然)[6]
陪安東尼度過漫長歳月 小桜
2016 カンフー・パンダ3
Kung Fu Panda 3
タイガー(悍驕虎) 中国大陸版吹替 本田貴子
火鍋英雄 于小恵
君のいる世界から僕は歩き出す
従你的全世界路過
リージー(茘枝) 2017東京/沖縄・中国映画週間で上映[7]
2017 綁架者 林薇
2018 モンスター・ハント 王の末裔
捉妖記2
カク・ショウラン(霍小嵐) 小見川千明
8人の女と1つの舞台
八個女人一台戲
傅砂 第19回東京フィルメックス特別招待作品[8]
2019 情聖2 田心
媽閣是座城 梅暁鴎
親愛的新年好 白樹瑾
2021 門鎖 方卉
2023 検察風雲 童雨辰
待機中 尋秦記

テレビドラマ

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放送年 題名 役名 備考
2006 与青春有関的日子 喬喬
2007 幸福在哪裏 甘露
深度較量 凌月
2009 我的青春誰做主 雷蕾
2010 説謊的愛人 董楠
2011 家、N次方 趙雯
2012 浮沈 喬莉
離婚前規則 蔣新瑶
2013 戦国小兵 紗曼
失恋33天 夫妻A組
我們這撥人 喬喬
2015 長大 葉春萌
2017 外科風雲 陸晨曦
2018 南方有喬木 南喬
2022 モダン・マリッジ
我們的婚姻
シェン・フイシン(沈彗星) U-NEXTで配信[9]
2023 サンシャイン、私のそばに
驕陽伴我
ジエン・ビン(簡冰) iQIYIで配信[10]

出典

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  1. ^ 張楠 (2017年8月22日). “白百何提名金鶏賞 演技在線佳作不断” (中国語). 163.com. https://www.163.com/ent/article/CSESFT1B00038793.html 2021年7月13日閲覧。 
  2. ^ 張楠 (2016年5月8日). “第23届大影節馮小剛再摘影帝 白百何獲影后” (中国語). 163.com. https://www.163.com/ent/article/BMJ47BNB000300B1.html 2021年7月13日閲覧。 
  3. ^ “白百何(フェイ・バイ)”. cri.cn. (2017年9月14日). http://japanese.cri.cn/20170517/ac9b22b6-599f-4dca-9fff-d398fcf77347.html 2021年7月13日閲覧。 
  4. ^ 2012東京・中国映画週間 上映作品”. 2021年11月4日閲覧。
  5. ^ 2015東京・中国映画週間 上映作品”. 2021年12月5日閲覧。
  6. ^ 過去の上映作品”. ユーロスペース. 2021年12月6日閲覧。
  7. ^ 「2017東京/沖縄・中国映画週間」 上映作品”. 2021年11月4日閲覧。
  8. ^ 特別招待作品”. 2021年11月5日閲覧。
  9. ^ 「モダン・マリッジ」公式サイト”. 2023年9月19日閲覧。
  10. ^ iQIYI公式サイト”. 2024年1月27日閲覧。

外部リンク

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