目黒花壇苔香園(めぐろかだんたいこうえん)は、かつて存在した日本庭園東京都目黒区下目黒4丁目23番付近に存在した。

概要 編集

  • 明治期には向島百花園と並ぶ庭園として有名だった。
  • 六畝川(現在は暗渠。現在の羅漢寺川緑道)から引いた水により3つの池があった。

沿革 編集

高名な盆栽業者で宮内庁御用達であった木部米吉(苔香園米翁)が1902年(明治35年)ごろに開園し、1920年(大正9年)ごろ閉園したとされる。

交通アクセス 編集

  • 目黒不動(瀧泉寺)の西側の三折坂から下ったところに正門があった。
  • 東急バス 渋72 - 目黒不動尊 停留所下車すぐ。

参考文献 編集

  • 郷土目黒 第18輯(1974.10)目黒花壇・苔香園について
  • 郷土目黒 第24輯(1980.10)目黒苔香園の秋色、口絵写真「苔香園」解説
  • 郷土目黒 第41集(平成9年)目黒花壇 苔香園
  • 新撰東京名所図会 第六編
  • 東京近郊名所図会 其九