目黒区(めぐろく)は、東京都区部南西部に位置する特別区[1]

めぐろく
目黒区
目黒川
目黒区旗
1977年10月1日制定
目黒区章
1977年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13110-5
法人番号 1000020131105 ウィキデータを編集
面積 14.67km2
総人口 285,512[編集]
推計人口、2024年2月1日)
人口密度 19,462人/km2
隣接自治体 品川区大田区世田谷区渋谷区
区の木 シイ
区の花 ハギ
区の鳥 シジュウカラ
目黒区役所
区長 青木英二
所在地 153-8573
東京都目黒区上目黒二丁目19番15号
北緯35度38分29秒 東経139度41分54秒 / 北緯35.6415度 東経139.69828度 / 35.6415; 139.69828座標: 北緯35度38分29秒 東経139度41分54秒 / 北緯35.6415度 東経139.69828度 / 35.6415; 139.69828
目黒区役所
地図
区庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

目黒区位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

地理 編集

東京23区の南西部、武蔵野台地の南東部に位置する。目黒川呑川が形成する谷とその支谷が台地を刻んでおり、標高5m未満から35m以上まで起伏に富んだ坂が多いことが特徴である[2]

面積は1,470haであり、これは東京23区中で16番目となる[2]

隣接する自治体・行政区 編集

次の特別区に囲まれている。

渋谷区世田谷区品川区大田区

港区三田港区の三田とは別)一丁目の近傍にあるが、わずかに接していない。

河川・水路・池 編集

区内には、以下の二級河川がある。

これらの川は、呑川の一部と目黒川のみが地表を流れており、他は支流の羅漢寺川なども含めて区内では暗渠にされている[3]

主な池は以下の通りである。

歴史 編集

原始、古墳時代
東山貝塚遺跡:23区内の3大貝塚の一つ。旧石器時代から古墳時代の遺跡が重層的に発見されており、氷期縄文海進期、古代海退期と超長期的に利用された場所である。縄文時代の遺跡は区内に数多い。
古代
武蔵国荏原郡に属す。
9世紀ごろ大鳥神社、目黒不動、法眼寺が建てられる。
横山党目黒氏の荘園「菅刈荘」であったと伝えられる(目黒高校近辺が居館であったという伝承がある)。
中世
区内に鎌倉道幹線が整備された。
後北条氏勢力下となってからは、吉良氏の所領となった。
近世
江戸時代には孟宗竹の産地であり、現在の目黒区南部、品川区境で採れる筍は名産品であった。
近・現代
区の沿革

人口 編集

 
目黒区と全国の年齢別人口分布(2005年) 目黒区の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 目黒区
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

目黒区(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


昼夜間人口 編集

2005年の夜間人口(居住者)は248,749人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は271,320人での1.091倍の人口になる[4]

地域 編集

祭事、イベント 編集

  • 目黒のSUNまつり(目黒区民まつり):落語目黒のさんま」に因んだ行事である。なお、この祭りについては類似の祭りが品川区の目黒駅付近などでも行われる。落語の詳細は目黒のさんま#「目黒のさんま」にちなんだ祭り参照。
  • 自由が丘女神まつり
  • 祐天寺み魂まつり
  • 中目黒夏祭り
  • 大鳥神社、氷川神社の剣の舞
  • 目黒ばやし
  • 日蓮宗寺院御会式
  • 目黒区商工まつり(目黒リバーサイドフェスティバル)
  • MIFA国際交流フェスティバル
  • 目黒川さくらフェスタ
  • 中目黒祭り

町丁 編集

区内の町丁数は88で、これは東京23区の中で6番目に少ない[5]。 目黒区では、全域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。

目黒区役所管内 編集

町名 町丁新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
目黒区役所管内(88町丁)
青葉台あおばだい一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒1・6〜8、駒場町
青葉台二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒1・6〜8、駒場町
青葉台三丁目 1969年1月1日 1969年1月1日 上目黒1・6〜8、駒場町
青葉台四丁目 1969年1月1日 1969年1月1日 上目黒1・6〜8、駒場町
大岡山おおおかやま一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 大岡山(全)
大岡山二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 大岡山(全)
大橋おおはし一丁目 1969年1月1日 1969年1月1日 上目黒7・8
大橋二丁目 1969年1月1日 1969年1月1日 上目黒7・8
柿の木坂かきのきざか一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 柿ノ木坂、中根町
柿の木坂二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 柿ノ木坂、中根町
柿の木坂三丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 柿ノ木坂、中根町
上目黒かみめぐろ一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒2・3(全)、上目黒1・4・6、中目黒2
上目黒二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒2・3(全)、上目黒1・4・6、中目黒2
上目黒三丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒2・3(全)、上目黒1・4・6、中目黒2
上目黒四丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒2・3(全)、上目黒1・4・6、中目黒2
上目黒五丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒2・3(全)、上目黒1・4・6、中目黒2
五本木ごほんぎ一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒5、中目黒3、三谷町
五本木二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒5、中目黒3、三谷町
五本木三丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒5、中目黒3、三谷町
駒場こまば一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 駒場町
駒場二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 駒場町
駒場三丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 駒場町
駒場四丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 駒場町
下目黒しもめぐろ一丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
下目黒二丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
下目黒三丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
下目黒四丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
下目黒五丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
下目黒六丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 下目黒1〜4
自由が丘じゆうがおか一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 自由ヶ丘(全)、緑ヶ丘
自由が丘二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 自由ヶ丘(全)、緑ヶ丘
自由が丘三丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 自由ヶ丘(全)、緑ヶ丘
洗足せんぞく一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 洗足、原町、富士見台
洗足二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 洗足、原町、富士見台
平町たいらまち一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 平町
平町二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 平町
鷹番たかばん一丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 鷹番町、本郷町、碑文谷2、清水町、三谷町
鷹番二丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 鷹番町、本郷町、碑文谷2、清水町、三谷町
鷹番三丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 鷹番町、本郷町、碑文谷2、清水町、三谷町
中央町ちゅうおうちょう一丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 唐ヶ崎町(全)、鷹番町、中目黒4、上目黒5
中央町二丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 唐ヶ崎町(全)、鷹番町、中目黒4、上目黒5
中町なかちょう一丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒3・4、下目黒4、上目黒5
中町二丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒3・4、下目黒4、上目黒5
中根なかね一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 中根町、平町
中根二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 中根町、平町
中目黒なかめぐろ一丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1〜3、上目黒1、三田
中目黒二丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1〜3、上目黒1、三田
中目黒三丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1〜3、上目黒1、三田
中目黒四丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1〜3、上目黒1、三田
中目黒五丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1〜3、上目黒1、三田
原町はらまち一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 原町
原町二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 原町
東が丘ひがしがおか一丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 芳窪町、大原町
東が丘二丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 芳窪町、大原町
東山ひがしやま一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒6・7
東山二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒6・7
東山三丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒6・7
碑文谷ひもんや一丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
碑文谷二丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
碑文谷三丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
碑文谷四丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
碑文谷五丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
碑文谷六丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 碑文谷3(全)、碑文谷1・2、清水町、宮ヶ丘、本郷町、柿ノ木坂、三谷町
三田みた一丁目 1967年5月1日 1967年5月1日 三田、下目黒1、中目黒1
三田二丁目 1967年5月1日 1967年5月1日 三田、下目黒1、中目黒1
緑が丘みどりがおか一丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 緑ヶ丘
緑が丘二丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 緑ヶ丘
緑が丘三丁目 1965年1月1日 1965年1月1日 緑ヶ丘
みなみ一丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 高木町(全)、富士見台、宮ヶ丘
南二丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 高木町(全)、富士見台、宮ヶ丘
南三丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 高木町(全)、富士見台、宮ヶ丘
目黒めぐろ一丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1・3、下目黒1〜4、三田
目黒二丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1・3、下目黒1〜4、三田
目黒三丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1・3、下目黒1〜4、三田
目黒四丁目 1967年3月1日 1967年3月1日 中目黒1・3、下目黒1〜4、三田
目黒本町めぐろほんちょう一丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
目黒本町二丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
目黒本町三丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
目黒本町四丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
目黒本町五丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
目黒本町六丁目 1966年3月1日 1966年3月1日 月光町、東町、向原町(以上全)、清水町、碑文谷1・2
八雲やくも一丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 衾町、宮前町(以上全)、中根町、大原町、芳窪町
八雲二丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 衾町、宮前町(以上全)、中根町、大原町、芳窪町
八雲三丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 衾町、宮前町(以上全)、中根町、大原町、芳窪町
八雲四丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 衾町、宮前町(以上全)、中根町、大原町、芳窪町
八雲五丁目 1964年7月1日 1964年7月1日 衾町、宮前町(以上全)、中根町、大原町、芳窪町
祐天寺ゆうてんじ一丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒4・5、中目黒3
祐天寺二丁目 1968年1月1日 1968年1月1日 上目黒4・5、中目黒3

ナンバープレート 編集

目黒区は、品川ナンバー(東京運輸支局本庁舎)を割り当てられている。

ケーブルテレビ 編集

行政 編集

新しく移転した区役所は、2000年に経営破綻した旧千代田生命保険本社ビル(設計・村野藤吾)を区が買収し、総合庁舎として改修したもの。旧区役所は床面積の狭さに問題があり、移転が課題となっていた。2006年12月ごろ、多数の区議が政務調査費を不正に使用もしくは私的流用をしているとオンブズマン(代表は元自民党区議会議員・その後無所属議員)が主張したことが原因で政治的混乱が起こった(目黒ショック)。

区長 編集

地域行政・行政サービス 編集

目黒区では、行政の単位として地区・住区という地域単位を設定している。

住区・住区住民会議 編集

目黒区では住民の利便性を図り、地域ごとの特色ある街づくりを支援するため、独自の行政上の単位として小学校の通学区域を基本とした22の住区を設定している。住区は住人の生活に最も密着した地域社会が形成されるような地域単位であると想定され、区の地域政策の基本単位である。

各住区には住区センターが設置され、住民の交流活動や学校外教育活動の場として利用されてきた。また各住区では個人、町会自治会PTA、商店会、社会教育関係団体などにより住区住民会議という組織が作られ、住区の問題に対して対応するようになっている。

もともと各住区センターには住区サービス事務所が設けられ、区が行う行政サービスの一部が受けられるようになっていた。しかし後により広い範囲を基本とした地区サービス事務所が開設されると、行政サービスは地区サービス事務所に移り、現在住区センターは住区住民会議や住民の集会を行う場として使われている。住区センターには児童館や老人憩いの場などが併設されている例もある。

地区サービス事務所 編集

行政の効率化を図り、従来、住区サービス事務所で提供されてきた行政サービスの範囲を拡大するために、4つの地区サービス事務所が設置されている。地区はその中で生活が充足できるような地域単位として想定され、住区よりも広い範囲を対象とするような地域政策の単位である。地区サービス事務所では住民票の届出や証明をはじめ、各種の基本的な行政サービスを受けることができる。

行政サービス窓口 編集

地区サービス事務所の窓口業務を補完する存在として、特に人の集まる場所などに設置されている。利用できる行政サービスは、特に利用頻度の高い窓口サービスに限られる。

議会 編集

目黒区議会 編集

会派
会派名 略称 議席数 幹事長 副幹事長
自由民主党目黒区議団 自民 10 佐藤昇 鈴木まさし
公明党目黒区議団 公明 6 武藤まさひろ 川原のぶあき
フォーラム目黒(立憲民主・無所属の会) フォ 5 鴨志田リエ 金井ひろし
日本共産党目黒区議団 共産 5 岩崎ふみひろ 松嶋祐一郎
新風めぐろ 新風 3 かいでん和弘 吉野正人
会派に属さない議員 5
委員会
委員会名 略称 議席数 委員長 副委員長
企画総務委員会 企総 9 川原のぶあき(公明) かいでん和弘(無・新風)
生活福祉委員会 生福 9 鴨志田リエ(フォ) 松嶋祐一郎(共産)
都市環境委員会 都環 8 岩崎ふみひろ(共産) いその弘三(自民)
文教・子ども委員会 文教 8 田島けんじ(自民) 金井ひろし(フォ)
議会運営委員会 議運 10 おのせ康裕(自民) 武藤まさひろ(公明)
総合戦略・感染症対策等調査特別委員会 10 河野陽子(自民) 佐藤ゆたか(公明)

東京都議会 編集

2021年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:目黒区選挙区
  • 定数:3人
  • 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
  • 投票日:2021年7月4日
  • 当日有権者数:232,430人
  • 投票率:43.03%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
伊藤悠 44 都民ファーストの会 23,117票
斉藤泰宏 58 公明党 16,515票
西崎翔 37 立憲民主党 16,044票
星見定子 63 日本共産党 16,038票
鈴木隆道 70 自由民主党 13,509票
栗山芳士 51 自由民主党 10,342票
平松健詩 25 無所属 2,662票
2017年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:目黒区選挙区
  • 定数:3人
  • 任期:2017年7月23日 - 2021年7月22日
  • 投票日:2017年7月2日
  • 当日有権者数:229,319人
  • 投票率:50.36%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
伊藤悠 40 都民ファーストの会 47,674票
斉藤泰宏 54 公明党 19,077票
星見定子 59 日本共産党 18,572票
栗山芳士 47 自由民主党 14,455票
鈴木隆道 66 自由民主党 13,912票

衆議院 編集

東京都第5区
  • 選挙区:東京5区(目黒区の一部、世田谷区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:464,694人
  • 投票率:60.03%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
手塚仁雄 55 立憲民主党 111,246票
比当 若宮健嗣 60 自由民主党 105,842票
田淵正文 63 日本維新の会 54,363票
東京都第7区
  • 選挙区:東京7区渋谷区中野区の一部、杉並区方南、品川区の一部、目黒区の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:459,575人
  • 投票率:56.47%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
長妻昭 61 立憲民主党 124,541票
松本文明 72 自由民主党 81,087票
辻健太郎 35 日本維新の会 37,781票
込山洋 47 無所属 5,665票
猪野恵司 38 NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で 3,822票

対外関係 編集

友好都市 編集

外国公館 編集

産業 編集

目黒区の主な事業所 編集

以下の事業所は、特記がない限り本社を示す。

製造業・IT 編集

芸能事務所 編集

その他 編集

交通 編集

道路 編集

一般道路
放射道路
北側から
環状道路
都心側から
高速道路

首都高速2号目黒線は、目黒区内を通っていない。

鉄道 編集

東京23区の中で鉄道駅の数が最も少ない。

京王電鉄

 
IN
井の頭線

東急電鉄

 
TY
東横線
 
OM
大井町線
 
MG
目黒線

東京地下鉄

 
MG
日比谷線
  • 中目黒駅

目黒駅は目黒区に近接しているが、品川区内に所在する。また、山手線は区内(三田一丁目)をわずかに通るが駅はないため、区内にはJRの駅は存在しない。

池尻大橋駅は隣接する世田谷区池尻と目黒区大橋の合成地名であり、構内の一部は目黒区に跨っているが、駅の所在地としては世田谷区となる。同様に大岡山駅は駅名が目黒区の地名に由来し、構内の一部は目黒区に跨っているが、駅の所在地としては隣接する大田区となる。

バス 編集

  • 東急バス - 東山に本社、目黒本町に目黒営業所がある[注釈 1]。区内を走る路線バスの大多数は同社の運行。目黒営業所の他、淡島弦巻下馬瀬田の各営業所が担当。
    • さんまバス(目黒区東部地区地域交通バス) - 2024年3月26日から目黒区総合庁舎 - 恵比寿ガーデンプレイス南 - 目黒駅を結ぶ区のコミュニティバス。目黒営業所が担当[9]
  • 東急トランセ - 東急バス子会社(本社所在地は東急バスと同じ)。代官山循環線の一部区間が目黒区にまたがるほか、区内路線の一部を東急バスから運行受託。
  • 小田急バス - 国道246号(渋26系統:本数少)、淡島通り(渋54系統)、環七(下61系統、起終点となる駒沢陸橋停留所の下北沢方向)を走行。
  • フジエクスプレス - 住友不動産青葉台タワーと渋谷駅を結ぶバスを運行。
  • サンクスネイチャーバス - 自由が丘周辺を走る無料巡回バス。地域および企業からの支援で運行。経路は一部世田谷区にもまたがる[10]

かつては都営バスが区内で東98系統(東急バスと共同運行)および宿91系統を運行していたが、2013年4月1日をもって前者は共同運行から撤退(東急バスの単独運行化)、後者は路線短縮による区内区間の廃止により、目黒区は東京23区で唯一都営バスの営業路線が存在しない区となった[11][注釈 2]

高速バス 編集

区内には高速バスのターミナルとなる地点はないが、大橋の国道246号沿いに小田急ハイウェイバスの池尻大橋停留所(東急バス大橋停留所に併設)があり、御殿場駅箱根方面へ行くことが可能。なお、降車停留所(上り)は世田谷区池尻にある。

なお、池尻大橋にはジェイアールバス関東なども停留所を設けているが、こちらは降車専用となっている。

住宅 編集

大規模マンション 編集

住宅団地 編集

  • 中目黒ゲートタウン上目黒2丁目再開発事業) - UR(都市再生機構)住宅を含む
  • 中目黒アトラスタワー(上目黒1丁目再開発事業) - UR住宅を含む
  • 上目黒団地(上目黒、分譲68 1958年)
  • 上目黒大橋団地(大橋 市街地住宅 賃貸104 1963年 現存 譲渡返還)
  • 目黒鷹番町団地(鷹番 市街地住宅 賃貸24 1958年)
  • 都営大橋二丁目アパート(大橋 2-13、1967年)
  • 都営東が丘一丁目第3アパート(東が丘 1-10、1996年)
  • 都営目黒南二丁目アパート(南 2-1、1992年)
  • 都営八雲一丁目アパート(八雲 1-1、1997 - 1999年)
  • 都営碑文谷二丁目アパート(碑文谷 2-4、2000 - 2002年)
  • 都営碑文谷五丁目アパート(碑文谷 5-16、1978年)
  • 都営碑文谷五丁目第2アパート(碑文谷 5-17、1993年)
  • 都営目黒一丁目アパート(目黒 1-1、1966 - 1969年)

教育 編集

大学 編集

東京学芸大学1964年小金井市へ、東京都立大学 (1949-2011)1991年八王子市へそれぞれ移転した(附属高校など、一部施設は存続)が、駅名にその名が残されている。その後の駅名改称に関する議論については各駅の項目を参照。

専門学校 編集

中等教育学校 編集

高等学校 編集

中学校 編集

私立
公立

小学校 編集

幼稚園 編集

公立
  • からすもり幼稚園
  • げっこうはら幼稚園
  • みどりがおか幼稚園
  • ふどう幼稚園
  • ひがしやま幼稚園
私立

インターナショナルスクール 編集

施設 編集

防衛省・自衛隊 編集

司法 編集

警察 編集

消防 編集

図書館 編集

区内8か所に区立図書館があるほか、区内の次の大学図書館は事前申請により一般利用が可能。

  • 東京大学附属駒場図書館[12]
  • 東京工業大学附属大岡山図書館[13]

児童館 編集

子育て支援のための施設。

  • 休館日:毎月第2・4日曜日、祝日、正月休み
  • 開館時間:9時から18時、土曜・日曜は9時から17時
  • 利用料:無料(参加費、材料費の実費がかかることがある)
児童は、工作室やプレールームなどがあり、専任スタッフの指導があり、児童の安全な居場所、遊びや他の子どもたちとの関わりの中で成長する場所となっている。
乳幼児とその保護者は、遊戯室で遊べるほか、講師を呼んでの体操講習会、年齢別の集まり(登録制)がある。

学童保育 編集

共働き家庭などの子供を預かる施設。

劇場・多目的ホール 編集

美術館・博物館 編集

医療 編集

公園 編集

都立公園 編集

区立公園 編集

宗教施設 編集

神社 編集

仏教寺院 編集

キリスト教会 編集

 

「サレジオ教会」の愛称で呼ばれ,著名人の結婚式が多いことで有名。

文化団体・スポーツチーム 編集

音楽関連団体 編集

関連人物 編集

出身者 編集

芸能人 編集

諸分野 編集

ゆかりがある人物 編集

皇族 編集

居住者 編集

関連作品 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ かつては不動前営業所大橋営業所も区内にあった。
  2. ^ 品97系統の回送ルートに限り、目黒区内を走行する。なお、かつて存在した目黒自動車営業所は、目黒駅前の品川区上大崎に所在した。

出典 編集

  1. ^ 大辞林 第三版
  2. ^ a b 目黒区の土地利用2017 第1章 目黒区の概要”. 目黒区 (2018年8月13日). 2022年12月31日閲覧。
  3. ^ 歴史を訪ねて 目黒の川 1 目黒川”. 目黒区 (2013年10月1日). 2022年12月31日閲覧。
  4. ^ 東京都編集『東京都の昼間人口2005』2008年発行、pp.128-129。国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳の者を含める。昼夜間人口に関しては年齢不詳のものは含めないので2つの数字の間に誤差は生じる。
  5. ^ 東京都総務局統計部人口統計課 編集・発行「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」平成22年1月分、平成22年3月発行、p.22より
  6. ^ 「友好都市・気仙沼市被災募金」を受け付けています”. (公式ウェブサイト). 目黒区. 2012年7月9日閲覧。
  7. ^ 友好都市 目黒区”. 金沢市 (2017年10月28日). 2021年5月5日閲覧。
  8. ^ 金沢市と友好交流都市協定に向けての覚書を締結しました”. 目黒区 (2016年10月12日). 2021年5月5日閲覧。
  9. ^ 3/26運行開始「さんまバス(目黒区東部地区地域交通バス)」の運行予定時刻表について 目黒区総合庁舎~東京共済病院・厚生中央病院前・恵比寿ガーデンプレイス南~目黒駅前”. 東急バス (2024年3月11日). 2024年3月16日閲覧。
  10. ^ サンクスネイチャーバス”. 2024年3月16日閲覧。
  11. ^ 日本経済新聞 2013年3月5日 東京・首都圏経済面
  12. ^ 学外の方”. 東京大学附属図書館. 2023年1月9日閲覧。
  13. ^ 利用案内(学外の方)”. 東京工業大学附属図書館. 2023年1月9日閲覧。

外部リンク 編集