矢送村

日本の鳥取県東伯郡にあった村

矢送村(やおくりそん[1])は、鳥取県東伯郡にあった。現在の倉吉市の一部にあたる。

やおくりそん
矢送村
廃止日 1953年4月1日
廃止理由 新設合併
矢送村南谷村山守村関金町
現在の自治体 倉吉市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
東伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,083
国勢調査、1950年)
隣接自治体 竹田村上小鴨村、南谷村、山守村
岡山県真庭郡八束村
矢送村役場
所在地 鳥取県東伯郡矢送村大字関金宿
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地理

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小鴨川の中流右岸、矢送川の流域に位置していた[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、久米郡関金宿、郡家村、山口村が合併して村制施行し、矢送村が発足[1][2]。旧村名を継承した関金宿、郡家、山口の3大字を編成[2]。役場を関金宿に設置[3]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により東伯郡に所属[2]
  • 1924年(大正13年)電気点灯[2]
  • 1953年(昭和28年)4月1日、東伯郡南谷村、山守村と合併し、町制施行し関金町を新設して廃止された[1][2]。合併後、関金町大字関金宿、郡家、山口となる[2]

産業

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  • 農業[2]
  • 農家の副業は大正から昭和初期は養蚕、その後1955年(昭和30年)頃まで製炭が盛んであった[2]

交通

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乗合バス

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  • 1935年(昭和10年)鳥取県道・岡山県道倉吉江府線(鳥取県道・岡山県道7号江府中和用瀬線 → 国道482号の前身)倉吉 - 山口間のバス路線開設[2]

橋梁

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  • 1937年(昭和12年)関金橋が鉄筋橋となる[2]

教育

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  • 1891年(明治24年)矢送尋常小学校開校[4]。1919年(大正8年)矢送尋常高等小学校に改称[4]。1941年(昭和16年)矢送国民学校を経て1947年(昭和22年)矢送小学校に改称し、1958年(昭和33年)3月に閉校[4]。(参照:倉吉市立関金小学校

名所・旧跡

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  • 地蔵院(木造地蔵菩薩半跏像が重要文化財。指定は合併後)[3]

脚注

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  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』802頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』776-777頁。
  3. ^ a b 「関金〈関金町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』436頁。
  4. ^ a b c 「郡家〈関金町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』332頁。

参考文献

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関連項目

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