社会局(しゃかいきょく)は、琉球政府の行政事務部局のひとつ。医療保健社会保障・労働政策を所管した。

1953年4月1日の機構改革において、厚生局が改称されたものである。1954年7月1日労働局が分離し、1961年8月1日厚生局と改称された。

所掌事務

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社会局の所掌事務は以下の通りである(1953年4月1日現在)。

  • 社会福祉に関すること
  • 労働に関すること
  • 保健衛生に関すること
  • 移民に関すること
  • 援護及び復員に関すること

組織

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社会局の組織は以下の通りである(1953年4月1日現在)。外局および支分部局はない。

内部部局

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  • 庶務課
  • 医政課
  • 公衆衛生課
  • 福祉課
  • 援護課
  • 労働課
  • 移民課

附属機関

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  • 衛生研究所
  • 病院
  • 診療所
  • 療養所
  • 保健所
  • 検疫所
  • 養老院
  • 盲聾唖院
  • 教護院
  • 養護院
  • 結核研究所
  • 労務事務所

参考文献

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  • 照屋栄一『沖縄行政機構変遷史 明治12年~昭和59年』照屋栄一、1984年8月15日。NDLJP:9775065 

関連項目

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外部リンク

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