福ちゃん荘
山梨県甲州市の山小屋
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概要
編集大菩薩連嶺への登山をする者らに使用される木造二階建ての山小屋である。昼食を取ることができる食堂や売店を併設する。年中無休ではあるが冬期間は予約時のみの営業となる[1]。
報道の中の福ちゃん荘
編集全国的に有名になったのは1969年11月5日早朝、赤軍派が福ちゃん荘に宿泊して行っていた軍事訓練が摘発される事件(大菩薩峠事件)の舞台になったことなどによる。 福ちゃん荘自体は赤軍派とは全く関係はなく、宿泊していた赤軍派メンバーも福ちゃん荘の中で会議をすることもなく、普通の登山者よりもおとなしかったという[2]。
アクセス
編集- 国道20号の景徳院交差点から山梨県道218号に入り、道なりに唐松尾根分岐点へ。
脚注
編集- ^ “山小舎 福ちゃん荘 (ふくちゃんそう)”. 甲州市観光協会(ぐるり甲州市) (2022年12月26日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ 赤軍派製造と断定『朝日新聞』1969年(昭和44年)11月5日夕刊 3版 11面
- ^ 松本英恵 (2020年11月1日). “皇后雅子さまのアウトドアスタイルに学ぶ「自然体」でいることの尊さ”. FRaU. 講談社. 2022年3月21日閲覧。