窒化炭素
共有結合ネットワーク化合物
編集- 六方晶窒化炭素(β-C3N4) - ダイヤモンドより硬いと予測される固体
- グラファイト状窒化炭素(g-C3N4) - 重要な触媒としての性質を持つ
アザフラーレン
編集シアノフラーレン
編集- シアノフラーレン - フラーレン骨格にシアノ基が付加した修飾フラーレンで、C60(CN)2nで、nは1から9の値を取る。
シアノゲン
編集パーシアノアルキン、アルケン、アルカン
編集- ジシアノアセチレン - C4N2 [C2(CN)2] - C6N4 [C2(CN)4]
- テトラシアノエチレン - C6N4 [C2(CN)4]
- テトラシアノメタン - C5N4 [C(CN)4]
- 2,2-ジイソシアノプロパンジニトリル - C5N4 [C(CN)2(NC)2]
- ヘキサシアノエタン - C8N6 [C2(CN)6]
- ヘキサシアノシクロプロパン - C9N6 [C3(CN)6]
- ヘキサシアノブタジエン[1] - C10N6 [C4(CN)6]
ジシアノポリイン
編集ジシアノポリインは、単結合と三重結合が交互になった炭素の鎖と末端の窒素原子から構成される。
- ジシアノブタジイン - C6N2
- ジシアノヘキサトリイン - C8N2
- C10N2
- C12N2
- C14N2
- C16N2
- C18N2
- C20N2
- C22N2
パーアジドアルキン、アルケン、アルカン
編集- テトラアジドメタン - CN12
パーシアノ複素環
編集芳香族シアノ炭素
編集その他
編集- シアノニトレン - CN2 [NCN]
- アゾジカルボニトリル - C2N4 [(NCN)2]
- シアノゲンアジド - CN4 [NC.N3]
- イソシアノゲンテトラアジド - C2N14
- トリアジドトリアジン - C3N12 [C3N3(N3)3]
- トリアジドヘプタジン - C6N16 [C6N7(N3)3]
- トリシアノメタンイミン - C4N4 [(CN).N.C(CN)2]
- ジアジドジシアノエチレン - C4N8 [(N3)2.C.C(CN)2]
- ジシアノジアゾメタン - C3N4 [(CN)2.C.N2]
- ジシアノカルベン - C3N2
- 1,3,5-トリアジド-2,4,6-トリシアノベンゼン - C9N12 [C6(CN)3(N3)3]
アニオン
編集- ジシアンアミド - N(CN)2-
- トリシアノメタニド - C(CN)3-
- ペンタシアノプロペニド - C3(CN)5-
- 2-ジシアノメチレン-1,1,3,3-テトラシアノプロパネジイド - C10N62- [(C(C(CN)2)32-]
- トリシアノメラミネートアニオン - C3N3(NCN)3]3-
- メロネート - C6N7(NCN)3]3-
- シアノフラーレンアニオン - C60(CN)n- (nは奇数)とC60(CN)n2- (nは偶数)
関連項目
編集出典
編集- ^ O.W.Webster, Hexacyanobutadiene, J. Am. Chem. Soc. 86(14): 2898–2902 (1964)
- ^ a b Sesto et al, Chemical Reduction of 2,4,6-Tricyano-1,3,5-triazine and 1,3,5-Tricyanobenzene. Formation of Novel 4,4',6,6'-Tetracyano-2,2'-bitriazine and Its Radical Anion, J. Org. Chem. 68: 3367-3379 (2003)