筋音図(MMG)(きんおんず、: Mechanomyogram)は筋肉の活動によって生じる微細な振動を記録した信号[1]

概要 編集

収縮筋上の体表面上に現れる筋線維の収縮に伴って発生する側方向への圧力波に起因して筋の機械的な活動を反映する微細な振動を記録した信号[1][2]。微細な振動をトランスデューサによって捕捉する[3]

特徴 編集

  • 機能的情報が得られる
  • 無侵襲計測

用途 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 三田勝己, 「筋音図の概要」『バイオメカニズム学会誌』 37巻 1号 2013年 p.3-7, バイオメカニズム学会, doi:10.3951/sobim.37.3
  2. ^ 伊東保志, 赤滝久美, 三田勝己 ほか, 「筋疲労を伴う持続収縮時の筋音図 (Mechanomyogram) の時間-周波数解析」『電子情報通信学会論文誌 D』 J86-D2巻 1号 2003年 p.130-139.
  3. ^ 岡久雄, 北脇知己, 岡本基 ほ, 「変位筋音図の計測と小型変位 MMG センサの開発」『バイオメカニズム』 21巻 2012年 p.219-230, バイオメカニズム学会, doi:10.3951/biomechanisms.21.219
  4. ^ 辻敏夫, 吉久智之, 島圭介, 「加速度センサを利用した義手型マニピュレータの筋音制御」『日本ロボット学会誌』 25巻 6号 2007年 p.874-880, 日本ロボット学会, doi:10.7210/jrsj.25.874

参考文献 編集

関連項目 編集