緒方氏(おがたし)は、古墳時代から室町時代にかけての氏族三輪氏(おおみわうじ。大神氏とも表記)の豊後大神氏(ぶんごおおがし)流。豊後国緒形氏の表記もある。

豊後国の位置。
豊後国地図。
緒方氏
家紋
本姓 大神朝臣
家祖 緒方惟栄
種別 地祇 [1]
凡例 / Category:日本の氏族

沿革

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886年(仁和2年)に大野郡緒方郷に入った豊後介大神良臣(おおみわのよしおみ)を祖とする。

畿内の大神氏側の『大神家系図』によれば、大神吉成(筑後介、従六位下)から九州へ移住しており、887年の『日本三代実録』には大神良臣(豊後介、従五位下)の官位請求の史実とそれを朝廷が認めたとあり、実在が証明されている。

分流

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分流の緒方景能は、下総国香取郡伊能村の地頭に任じられたのち伊能氏を名乗った[2]。のち伊能節軒、伊能高老(歌人)、伊能忠敬(伊能家の婿)などを輩出した。

系図・版図

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関連項目

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脚注

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注釈
出典
  1. ^ 太田亮 1920.
  2. ^ a b 太田亮 1920b.
  3. ^ さとうたくみ「大神姓佐伯氏の研究 4 : 鎌倉時代佐伯荘相伝の過程」『佐伯史談』第184巻、佐伯史談会、2000年6月、9-18頁、CRID 1050282812630365568 
  4. ^ 太田亮 1920a.
  5. ^ 吾妻鏡

出典

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参考文献

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