脱出ゲーム(だっしゅつゲーム)は、アドベンチャーゲームの一種であり、閉鎖された環境(室内や建物など)に閉じ込められた状況から脱出することを目的とする。システムなどではなく、シチュエーションまたは目的による分類である。

また、そこから転じて、現実で行われる同様のアトラクションやイベントの呼称としても使用される。

概要編集

「閉鎖された環境からの脱出」が目的のアドベンチャーゲーム自体は、『ミステリーハウス』(1980年)などのように古くから存在したが、2001年Adobe Flashを利用してWebブラウザ上でプレイできるフリーゲームMOTAS英語版』が作成されたことでジャンルとして確立する。2004年高木敏光製作の『CRIMSON ROOM』がインターネット上で話題になって以降[1]、類似のゲームが数多く作成されたことで急速にジャンルが拡大する。

2010年株式会社アイダックが「脱出ゲーム」の名称を商標登録した(第5297842号)。

現実における「脱出ゲーム」編集

アミューズメントパークでの迷路や謎解きイベントなど、特定の区域からの脱出を図るアトラクションやイベント。コンピュータゲームと同様、遊園地でのお化け屋敷やヨーロッパの迷路園など、ゲーム自体は古くから存在しているが、現在はそれらのイベント等も、やはりコンピュータゲーム同様「脱出ゲーム」と称される。

特に日本国内では2010年に株式会社SCRAPが「リアル脱出ゲーム」という名称を商標登録し(第5327181号、第5666194号)、積極的にイベントを開催している。

上記会社以外が開催するイベントなどでは、「リアル体験型脱出ゲーム」「リアル体験脱出ゲーム」(海外では"Real-life room escape") などと称される。

脚注編集

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  1. ^ CRIMSON ROOM公式サイトによると、配信当初は世界150カ国から1日20万アクセスを連日記録し、累計アクセスは現在までに5億を超えた。