腰砕け(こしくだけ)とは、相撲の勝負結果。82手が定められる決まり手とは別に、相手が技を仕掛けていないときの勝負結果非技の一つであり、体勢を崩して倒れてしまった時に用いられるよう、2000年12月に制定された。

上記から転じ、「大事を前に萎縮したり、前触れもなく物事が駄目になるさま」を指す言葉として用いられることがある。

主な腰砕けの事例 編集

他競技の試合での腰砕けの事例 編集

1985年全日本柔道選手権大会の決勝戦で、山下泰裕大外刈のフェイントに対戦相手の斉藤仁大外返を仕掛け、山下が支釣込足に切り替え、斉藤が柔道では技と認められていないために一本が取れない浴びせ倒しに切り替え、山下が背中から倒れた。山下がスリップしてバランスを崩し、自爆で倒れたと主審の神永昭夫が判断したため、斉藤にスコアを与えなかった。

脚注 編集

  1. ^ この取組で服部桜の連敗記録が89でストップした
  2. ^ この取組を最後に鶴竜は長期休場となり、そのまま引退したため、この取組が現役最後の一番となった

外部リンク 編集