膵蛭症(すいてつしょう、英:eurytrematosis)とは膵蛭Eurytrema pancreaticum)あるいは小形膵蛭E. coelomaticum)寄生を原因とする寄生虫病。ウシでは多数寄生により栄養障害、削痩、流涎、下痢貧血などを示す。ビーズ法、昭和式法などの沈澱集卵法により虫卵を検出することにより診断する。駆虫にはニトロキシニルプラジカンテルが有効であるがウシにおける治療では実用的でない。

参考文献 編集