花立峠 (山形県・宮城県)
花立峠(はなだてとうげ)は、山形県最上郡最上町と宮城県大崎市を結ぶ峠である。標高796m。
花立峠 | |
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所在地 | 山形県最上郡最上町・宮城県大崎市 |
座標 | 北緯38度47分26秒 東経140度36分2秒 / 北緯38.79056度 東経140.60056度座標: 北緯38度47分26秒 東経140度36分2秒 / 北緯38.79056度 東経140.60056度 |
標高 | 796 m |
山系 | 奥羽山脈 |
通過路 | 山形県道・宮城県道63号最上鬼首線 |
プロジェクト 地形 |
概要
編集山形県道・宮城県道63号最上鬼首線が通っており、大型車通行止、冬季通行止である。山形県側の一部区間が未舗装で、断崖絶壁に切られた急坂区間も存在する悪路である。雨が降ると雨水の通り道になり、大きく様相を変える。一方の宮城県側は、狭少ながら全線舗装されており、美しい牧場の中をワインディングロードで鬼首温泉まで走り下る高原道路の趣である。
峠の頂上には数台分の駐車スペースがあり、山形県側、宮城県側双方が見渡せる。両県の県境に位置する禿岳(小鏑山)へと向かう登山道が分岐しており、禿岳山頂を経由して、リゾートパークオニコウベや前森高原に抜けることが出来る。
花立の由来は、昔、峠に大音声を出して住民を怖がらせたり、旅人に近づいて驚かす異形の山人(やまうど)が住み着いており、峠を安全に越えるために、峠越えの前に麓の祠に花を手向けたことから名づけられた。